今、野球をしている人や日本で生活している人で「大谷翔平」を知らない人はいないでしょう。野球のプレーだけでなく思わず尊敬してしまう人柄も大谷選手の魅力です。
2024年シーズンのオープン戦、1試合目にしてホームランを放ち、今年の活躍にも多大なる期待が寄せられています。そんな大谷選手の度肝を抜くポジティブ名言をご紹介します。今は結果が出なくて辛いと思っているみなさんも大谷選手の言葉のパワーをもらってください!
また、大谷選手の知られざる成功とその情熱について29の名言はこちらからご覧ください。
今回、ご紹介する名言は児玉光雄著:「大谷翔平86のメッセージ」から抜粋してご紹介しています。
【大谷翔平の超ポジティブ名言】
自分がこう投げたい、打ちたい、何勝したとか。
それを常に抱いてプレーしているのは、1番楽しい。
それが達成できた時は嬉しいですしね。
1番小さい目標はそこです。
この言葉はインタビューの中で「目標の立てることの大切さ」について語ったときの言葉です。
大谷選手は小さな目標の達成も一つの自己実現と捉えています。小さな自己実現の達成感の積み重ねで壮大な夢へのモチベーションを作ることが可能になっています。
大谷選手のように「こう投げたい」「こう打ちたい」と小さな目標を掲げましょう。それに向かって汗を流す。アクションを起こし、「できた!」と達成感を味わうたびに「自分ならできる!」と錯覚するようになるはず。
人生を懸けて叶える目標と同時に小さな目標も作り「できた!」から「自分ならできる!」を味わおう!
長打は自分の持ち味なので、しっかりと芯に当たれば、勝手にボールが飛んでいって、長打になってくれる。
もともとコツコツと当てていくタイプでもないので、自分のスイングができれば、必然的に打球は飛んでくれるかなと思います。
この言葉は自分の特徴について語った時の言葉です。
大谷選手のような前人未到を目指し、成し遂げていく人たちは信念があります。自分の意思で行動を起こし、前例がなかろうと歩んでいく。たとえ厳しい場面になってもその状況さえも楽しんで、失敗を恐れず立ち向かう。それが信念です。
仕事でもなんでもいいので他人と比べず、自分の特徴を書き出して最大限仕事に活かせるようにしよう。自分の持ち味を最大限磨き、習慣にしていく。必ず人生の可能性を拡張していく。
175キロ投げたら肩が危ない(笑)。
ただ、不可能ではないと思います。
この発言は2015年のラジオ放送で「175キロの球速が投げられるか?」の質問に対しての発言です。
この発言から大谷選手にとって「不可能」という言葉が頭に存在しないことがわかります。それはなぜか?
これまで絶え間ない数の肯定的な自己実現を繰り返しているからです。
夢への1番のストッパーは自分とよく聞きますよね。あれは自分の脳がストッパーをつけてしまっているからです。大谷選手はそのストッパーは外れています。
実際、科学的にも「なりたい自分」についての、自分が強く反応する好ましいイメージをつくりあげ、それを繰り返し唱えることが力になると言われています。
大事なことはただ唱えるだけでなく、「頻繁に書きとめて」「頻繁に見て」「頻繁に読み上げる」ことが不可能を可能にしてくれる。目標を繰り返し頭に叩き込み、ぶれない自分を作り上げよう。
自分で今日はいいな、質が高いなと思った日に、コントロールよくいったボールが打たれた記憶がありません。
この発言は調子がいい時のことについて語った時の言葉です。
この言葉から調子がいい時は、ゾーンに入っていることがわかります。ゾーンに入る感覚は以下のような時です。
- 心身が異常にリラックスしていた
- そのことをあまり記憶していない
- まるで母体の胎内にいるような居心地の良い感覚だった
大谷選手は怒ったり、取り乱すことを一切見たことがありません。ここにゾーンに入る秘訣があります。
常に心を穏やかに維持して、リラックスさせる。これまでの最高の体験を鮮明に思い起こしてみよう。この単純だけど、簡単ではない習慣こそ、突然ゾーンに導かれ、とんでもない成果をもたらしていく。
だって、休み前の夜9時まで打ってるんだよ。
屋内練習場の電気がついてるから「誰?」って聞くと
「翔平です」って言われる。
休みの日も2回連続で8時半から打ち始めている。
午後じゃないよ、朝からだよ。
大谷選手が日本ハム時代、当時監督を務めていた栗山監督が大谷選手の練習について語った言葉です。
指導者としては、トレーニングの一環として休ませたい。でもなかなか休んでくれない。上の言葉から、普段グランドでは笑顔の大谷選手は裏で血の滲むような努力をしていることがわかります。
どんな分野でも超一流になるためには1万時間が必要とされています。土日も休まず毎日周りが遊んでいようとコツコツ何年も何年も積み重ねていく。愚直に自分のスキルを磨いてき、超一流の仲間入りした大谷選手の姿勢から刺激を受けてあなたも日々鍛錬を積み重ねていこう。
誰かと一緒にやるのは嫌です。
トレーニングを見られるのも嫌です。
大谷選手ほど、一貫して人生の中心に野球を置いて動いてきた選手はいるだろうか。
大谷選手の一般人では考えら得ない衝撃の生活スタイルは以下の通り
- チームメイトとの食事は二次会は断る
- 買い物はネットショッピング
- 休日はウエイトトレーニング
- 暇があれば札幌市内の合宿所の共有スペースでメジャー観戦
- 外出する際はサプリメントを持参して動く
大したことないと思うかもしれません。大半の人が目先の誘惑に負けてしまったことが日常であるでしょう。その敗北は壮大な夢の実現を遠ざけてしまいます。誘惑に負けないためには、近寄らないことです。
他人と群れれば、同調の心理が働き、自分の意思を貫くことが難しくなります。もし、叶えたい壮大な夢があるのなら、他人や誘惑から離れて孤独に愚直に取り組もう。
どういう選手になりたいのかと言われたら、
毎日試合に出て、大事なところで打てる選手。
任された試合には負けないピッチングができる選手。
これは自分が目指す理想像についての言葉です。
大谷選手のように自分のあるべき姿、なりたい姿を具体的に繰り返し頭にイメージさせていくことは理想に近づくために重要です。
一流選手は、イメージ能力が優れています。スポーツだけではなく、ビジネスシーンでもパフォーマンスを向上させることがわかっています。
何度も商談がうまくいって契約を取っている自分、ビジネスで目標にしている額を稼いでいる自分を思い描こう。そして、未来に肯定的であろう!常に「イケてる自分」を思い描こう。
見るポイントは相手のいいところだけ。
相手の弱点を突くより自分がどう成長するかのほうに興味があります。
この言葉はピッチャーとしての自分が成長させるための心構えについて語った言葉です。
大谷選手の目は、相手の弱点よりも、相手のすごいところに目がいってます。日本ハム時代は、相手の最も得意なところをめがけて自分の球がどれだけ通用するのか真っ向勝負を挑んだことがあるくらいです。
目先の勝敗を気にするなら、相手の弱点を研究しそこを突くことも必要かもしれない。だが、大谷選手のように非凡な成果を残したいのなら、長所を伸ばすように、相手の良いところを見つける意識を持つようにしよう。
インコースの厳しいところに投げてもらえるからこそ成長できますし、
内の厳しいところが打てるようになってきたら、
次は外に逃げる球をどう打つか、緩急をつけられたらどうするか••••••
それこそが僕が成長できる絶好のチャンスですからね。
大谷選手が観客が息を呑み、手に汗握る状況の中で試練を乗り越えて飛躍して期待に応えてきたことはご存知かと思います。プレッシャーの中で、笑顔を絶やすことなく楽しみやりがいを見出せる超一流選手です。
イチロー選手の名言に次のような言葉があります。
もがいてももがいても、ダメなときってあると思うんですが、
でも、そんなときこそ、自分に重荷を課さなければいけない。
周りからの期待だけじゃなく、さらなる飛躍を目指すなら自分で重荷を課してみよう。一朝一夕では身につかない一生のスキルを獲得できる。
特に幕末が好きですね。
日本が近代的に変わっていくための新しい取り組みが多く歴史的にも大きく変わる時代。
革命や維新というものに惹かれるんです。
大谷選手ほど野球界の道なき道をあゆみ道にしてきた選手はいないでしょう。今では大谷選手に続き学生からも「二刀流」などの言葉を聞くようになりました。まさにパイオニア(先駆者)です。
そんな大谷選手と幕末の偉人たちと重ね合わせることができます。誰も到達したことない分野に突き進み突き抜ける快感は何もにも代え難いものがあります。一つの分野で突き抜けるためには、テーマを絞り込み一貫した姿勢をみせることです。
興味があるもの全てに取り組むのでは一つに絞り込むことです。必ず、今の自分では考えられないような分野や人たちと出会えるチャンスが目の前に広がっている。
周りの友達や家族、同僚が不可能と考えているようなことに一歩踏み出してチャレンジしてみよう。
去年より後退することはありえないし、してはいけない。
去年の成績より前進することが目標です。
この言葉から大谷選手の中で昨日よりも1ミリでも成長することが使命にあることがわかります。
大谷選手は起きた結果(表)よりもそこに至るまでのプロセス(裏)の部分を大事にしています。自分が納得する形であれば、たとえ三振しても、ホームランを打たれても満足する。目先の結果に右往左往しないです。
目先の結果がどうであれ、気持ちを落とさずやるべきことをやり続けること、理想を追求していくことが真の成功を手に入れることができると大谷選手から学ぶことができます。
昨日できたことは今日も当たり前にできて、かつ、さらなる高みを目指して取り組もう。
お父さんがお風呂に入ってるときに、”バン”とドアを開けて、
「俺、どっちで打ったらいいの?」っていきなり聞いて。
「打ちやすいほうで打てば?」って言われて
「じゃあ、左うちにしよう!」って言ったのを覚えています。
この言葉から大谷選手は幼い頃から直感を味方にしていることがわかります。人は自分の心に嘘をつきます。
さっき即決した決断に対して、「やっぱ、あっちの方が・・・」と。
直感の対義語は論理です。論理的に考えると直感に比べてかなり時間がかかります。
大谷選手は打ち方だけではなく、これまでの人生の中で直感に従う決断を下してきたと思います。あなたもぜひ潔く最初に決断した直感に従い突き進もう。
誰がどう言おうとあなたの言葉で表現できない直感は正しい。直感による決断を大事にして生活してみよう。
まとめ
大谷選手の言葉や考え方、振る舞い方が少しでもいい影響になればいいいなと思います。大谷選手は誰もが緊張する場面で心から無邪気に楽しむことができる器の大きい選手です。
今では大谷選手の今日の打席の結果が嫌でも目に入り、その度に「すごいな」と思うかと思います。
ただ、今回の名言でお分かりのようにその裏では血の滲むような努力の上から成り立っています。表に出てきた結果ではなく、そこに至るまでのプロセスに目を向けて、プロセス、マインドをマネしていきましょう。
大谷選手のように、壮大な目標を掲げ、無心になって追い求め、研究して真似て理想への近づいていきましょう。
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