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プロ野球

【プロ野球観戦初心者向け】球場で野球観戦を楽しむためのガイド

夏の甲子園が終わり、プロ野球もいよいよマジック点灯と優勝争いとプレーオフに向けて動き出しています。

「一度いいから球場に行って生で観てみたいな」と野球がすきなら誰もが思うでしょう。

野球は他のスポーツよりも明らかに競技時間が長いです。

なにも知らないまま球場に足を運ぶのは、リュックサックを持たずに手ぶらで登山にいくのと同じくらいリスクがあります。

初心者が安心して最後まで野球観戦ができるようにチケットの購入から、アクセス、球場でのマナーを全て教えたいと思います。

家族イベントにされているご家庭も多いかと思います。

これを見れば

・安くチケットが購入できる方法がわかる
・球場でのトラブル、混雑に対応ができる
・必要な持ち物を持参して充実した観戦ができる
・球場でのマナーや知っておくべきことわかる

年に1回、数えるくらいしか行かないイベントだからこそしっかり準備して観戦に臨みましょう。

チケットの選び方

野球観戦を楽しむためのガイドマップ

足を運んで観戦すると決めてまず最初にやるのがチケット購入です。多く分けて観戦する場所は次の3つに分けられます。

  • 外野席
  • 内野席
  • バックネット裏

外野席

外野席が最も価格帯が安い場所です。メリットは以下のとおり。

・応援団の応援の迫力を間近で感じることができる
・ワイワイ騒いで楽しむことができる
・ホームランボールを手にするチャンスがある

少年野球の団体などの団体様のイベント行事で野球観戦の場合は間違いなく外野席を選ぶでしょう。デメリットは次のとおり。

ホームからの距離がものすごく遠くて、双眼鏡が必須

内野席

内野席は外野席ほどグランドから離れておらず、選手の動きがよくみます。メリットは以下の通り

・選手、ベンチの様子が見える
・盗塁の瞬間が見れる(3塁側のみ)
・選手の送球が近くで見ることができる

3塁側の内野席から観戦すると1塁ランナーの盗塁の瞬間が見ることができます。

プロ野球選手の全力疾走と、ホームから矢のような送球が見ることができるので私は3塁側の内野席がおすすめです。

テレビ越しでは見れない打球によって各ポジションの選手がどんな動きをしているかもよく見ることができるが内野席です。

バックネット裏

こちらが最も価格帯が高い場所となっています。主に海外のスカウトマンの視察や選手の家族がいることが多いです。

球場によりますが、席がプラスチックではなく、長時間座っても疲れないシートもあったりします。

安く購入する方法

結論から言うと球団公式サイトから購入して、電子チケットにすることです。

読売ジャイアンツを例にして解説していきます。球団公式サイトでサイトでチケットの購入と座席、金額もわかります。

野球観戦のチケット購入の説明
実際の公式サイトより
球場のチケット購入の説明
球場のチケット購入の説明
価格帯は上記の通り

おそらく前々から計画立てていくと思うので遅くても2週間前から購入することをお勧めします。

試合のスケジュールは3月の下旬に決定されるので1〜2ヶ月前から購入しておくことをお勧めします。

人気のチケットにもなるとすぐに売り切れることも十分考えられるので計画立てて購入しましょう。

定期的に球場に足を運ぶなら「ファンクラブ」に入会するものアリです。

会員費は発生しますが、通常の500円程度安く購入することができます。

その他、各種チケットプレイガイドで購入することも可能ですが私はお勧めしません。

理由は「手数料」が発生するからです。

チケットぴあを例に挙げると以下の通りです。

球場のチケット購入の説明 チケットぴあの手数料説明

さらにコンビニ発券するとなると100円程度、郵送となると800円程度手数料が発生するので注意が必要です。

野球観戦に関する最新情報を公開した記事なども合わせてご覧ください。

当日の服装

球場へ行く際の服装はとても重要です。

人が多く、たくさん歩くので最適な服装で球場へ行きましょう私が最適な服装をご紹介します。

ユニホームTシャツ+Gパン+スニーカー

野球観戦にお勧めの服装

レプリカユニホームは当日売店で買ってからシャツの上から着るのもいいでしょう。

ただ、価格が1万円程度でそれなりにするのでユニホームは何回も行く人、好きな選手がいる方にお勧めです。

ユニホームではない場合は薄着、Tシャツがいいです。

応援で汗をかいたり、ドームは年中暑いです。決して涼しくはありません。

汗をよく吸うTシャツがオススメです。

スニーカーは普段履き慣れているものがいいです。

最寄駅、駐車場から場内のゲートまで、ゲートから席や売店とたくさん歩きます。

場内は階段も多いです。ハイヒールなど、ハイカットシューズなどの疲労の溜まりやすい靴や重い靴はNGです。

2024年9月に日本野球機構(NPB)から野球観戦に関する規定が改定されました。

野球観戦マナーと合わせて詳しく解説していますので合わせて最新版プロ野球観戦の情報をご覧ください。

観戦前の準備

今からの内容をしっかり把握しておかないと楽しさよりも疲れてしまい、足を運ばなくていいと思うハメになります。

チケットを予約したから後は当日行くだけ!ではありません。

観戦前に準備しておかないと当日、バタバタして、人混みの多さに驚いて疲れてしまうことになります。

球場へのアクセスと駐車場情報を把握

球場は多くて約5万人が一堂に集まります

電車の混み具合、道路の混雑を前もって想定しておきましょう。

特に車で球場へ向かう場合は車場を予約することが可能なので予約しておくほうがいいでしょう。

チケットの購入が決まり次第、車で行かれる方はすぐに駐車場の予約に移りましょう。

台数が限られているので、近隣のコインパーキングなど、早めに確認して予約しておきましょう。

球場によりますが、駐車場が全く用意されていない球場もありますので事前に

・球場が管理している駐車場はあるか?
・球場の近くにコインパーキングはあるか?

忘れずに確認しておきましょう。駐車場料金は相場はおおよそ3000円程度です。

必要なアイテムの持参項目

観戦を楽しむ上で必要なアイテムは以下の通りです。

  • 飲み物
  • お菓子、おつまみ
  • タオル
  • クッション
  • チケットホルダー
  • 双眼鏡
  • グローブ(持っている人)

順番に解説します。

飲み物

野球観戦に必須アイテムの飲み物

飲み物、ジュースは欠かせないです。夏は炎天下の中に3時間以上は滞在するので、体調不良や熱中症対策にも繋がります。

500mlのペットボトル1人2本以上は持参しておきましょう。

もちろん球場内で飲み物は販売していますが、500mlペットボトルが200円から250円で販売されいています。

ビールをはじめとするお酒の売り子は盛んで多いのですが、スポーツドリンクなどのソフトドリンクが販売が少ないです。近くのコンビニでもいいので用意していきましょう。

お菓子、おつまみ

野球観戦の必須アイテム お菓子

特に野球好きの親世代は「野球といえばビール!」

と思う方も多いです。いい試合を観ながらビール片手におつまみを食べながら応援するイメージがあります。

平日は夕方から夜にかけて行われ、土日はお昼頃から行われます。どちらも晩ご飯、お昼ご飯の時間と重なっています。

売店の弁当は高いので安く済ませたい場合はしっかり用意しておくといいでしょう。

球場によっては食べ物の種類に制限があったりするのでご承知おきを。

タオル

野球観戦の必須アイテム タオル

タオルは飲み物と同じくらい必須アイテムです。

夏は炎天下の中で、ドームは湿気が溜まりやすく汗をかきやすいです。

また、近くのお客さんとの距離も近く、飲み物がこぼれた時などに欠かせないので首からかけておきましょう。

クッション

野球観戦に必須アイテム クッション

外野席、内野席は硬いプラスチックの椅子でできているため、長時間の観戦ではとても疲れます。

野球観戦のプラスチック製のシート

チケットホルダー

野球観戦に行くための必須アイテム チケットホルダー

球場内で活躍するのがチケットホルダー。席を離れて売店やトイレに行く際は、必ずチケットの半券を身につけることになります。

半券がないと再入場ができない恐れがあるので注意が必要です。

うっかり落としてしまうと、取り返しのつかないことになるでしょう。

首からチケットホルダーをかけておくと心配はいらないでしょう。

双眼鏡

野球観戦に行くための必須アイテム 双眼鏡

座席がグランドに近いなら心配入りませんが、こんな座席から観戦する方は必須アイテムです。

・マウンド、バッターボックスまで離れている内野席
・外野席

100m以上離れているので裸眼では、選手の動きはもちろん、表情など一切わかりません。

グランドでプレーする選手の動きやベンチでの選手の過ごし方、表情などを目に焼き付けておくといいでしょう。

野球観戦に行くための必須アイテム 双眼鏡

グローブ

グローブはファールボール対策になります。場所にもよりますが自分の座っている近くにファールボールは飛んできます。

打球速度は速い選手の打球は200キロ近くにもなります。

飛んできた打球が稀に足元に来ることもあります!

私も一度だけソフトバンクの柳田選手のファールボールが飛んできてそれが母の足元に転がってきたことがあります。試合に負けましたが、母は柳田選手の大ファンだったのでボールを持って帰れて大喜びでした。

野球観戦でファールボールが飛んできたボール
2014年6月11日ホークス対ドラゴンズの試合

野球場内での行動マナーと振る舞い

球場での野球観戦でのマナー

これからは野球観戦の際にNGな行動と球場での正しい振る舞いとマナーについて話します。

いざ、試合が始まり盛り上がってくると羽を外した行動をする方や、大きな声で野次を出す方を見受けられます。

野球観戦はわたしたちの娯楽なので仕方がない部分はありますが、球団や選手を侮辱する行動、発言はしてはいけません。

これは一、野球をしてきた私からのお願いでもあります。

悪口、罵声は言わない

決して球団や選手たちを侮辱する発言は控えましょう。

ビールを飲み、アルコールのせいで声が大きくなったり、言葉遣いが荒くなるのも十分承知の上ですが、お子さんにも悪い影響しかないので注意してください。

今シーズンに1度、各球団から注意喚起が行われていました。

スキャンダル問題のあったジャイアンツの坂本選手に対して侮辱するような発言が球場内で見受けられたからです。ジャイアンツだけではなく、中日、阪神など各球団から

選手を誹謗や中傷するようなヤジ、侮辱的な替え歌は絶対にやめて下さい

とサイトから注意喚起が出ました。

今後、決してこういうことがないように観客の皆さんが徹底してマナーを守りながら試合を楽しみましょう。

メガホンなどをグランド内に投げない

これも絶対にやってはいけません。観客による試合の妨害となり退場となります。

万が一、グランドに向かって投げたものが選手に当たり怪我をする危険も十分にあり得ます。

昔、夏の甲子園で松井秀喜さん率いる星稜高校と高知の明徳義塾が対戦した際に、松井選手が5打席連続敬遠をされた際にメガホンなどが投げられて一時試合が中断になりました。

球場での野球観戦でのマナー

グランド内は神聖な場所です。ファンの前では、笑顔で対応してくれる選手たちも試合では目の色を変えて必死にプレーしています。

そのような選手たちを侮辱する行為にもなりますので何があってもグランドにものは投げないで下さい。

席を立つ際は一言声を掛ける

座席と座席の間はほとんどスペースがなく、列の真ん中に座る方は人がいると出入りる時にとても窮屈です。

席を立ち通路に行く際は、「失礼します」と一声かけるようにしましょう。

揉め事の原因になるので足を踏んでしまったり、ものに当たった際はしっかり謝りましょう。

子供や家族連れのためのアドバイス

最後に子供連れの家族向けに野球観戦をする上でのアドバイスをします。

これを参考にして是非、楽しい思い出を作って下さい!

座席選び

内野席がオススメです。

外野席では選手から距離が離れすぎてお子さんが見えないというケースもあります。

グランドに近いと選手の動きを双眼鏡を使わずに自分の目で観ることができてワクワクするでしょう。

球場内での注意事項

場内では常にお子さんと帯同で行動しましょう。

1人でトイレや売店で何か買うことは控てください。迷子になりがちです。

トイレもすごく混んでいてゲートもいくつもあり1人では自分の座っていたシートに戻れないケースも十分に考えらえます。

誘拐される危険もあります。

いろんな人が球場に足を運んでいるので決して気を抜かず、親御さんはお子さんと帯同しましょう。

どんな時でも常に親御さんがお子さんの手を繋いで行動すると安心でしょう。

まとめ

これを見たらチケットの購入から場内での適切なマナーまでお分かりに頂けたかと思います。今回の内容を簡単にまとめると

・チケットは球団サイトから遅くても1ヶ月前に購入する
・価格帯は外野席、内野席、バックネット裏の順で安い
・持参するアイテムは飲み物、お菓子、タオル、クッション、チケットホルダー、双眼鏡、グローブ
・家族連れは内野席を予約
・場内ではお子さんと帯同して行動する

守って頂きたいマナーは

・観戦時は決して球団や選手を侮辱する発言をしない
・グランドに向かってものを投げない

しっかりルール、マナーを守って観戦していただけたら楽しい思い出ができます。プロのプレーを生で見ることは迫力があります。お子さんの中には、野球観戦をきっかけにプロ野球選手を目指して野球を始めるきっかけになったり、好きになるきっかけになれればと思います。

ぜひ、楽しんで観戦していい思い出を作って下さい。

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