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【2軍球団】くふうハヤテベンチャーズ静岡第1期生選手一覧

 2024年からファームに参加する「ハヤテ223」(ふじさん)が入団が内定した29選手を発表しました。2023年に実施されたトライアウトの応募者数は96名の夢を追い続ける球児が集まりました。その中から選ばれし29選手が発表されました。

今回は2024年から記念すべき第1期生として入団が決まった選手の顔ぶれや注目選手、異例の経歴を持った選手を中心に紹介していきます。

チームの選手を知っておくメリット

選手を紹介する前になぜ新球団の選手を知っておく必要があるのかをここで話しておきます。この記事を読んでいただいてる方はおそらくハヤテ223に少なからず興味を持っていたりする方です。そんな野球ファンが興味を持ったからには球場へ足を運んで応援に駆けつけるファンになってもらいたい!

そのためには誰がいるのか、チームの中心選手や注目の選手を知らないと応援しようと思いませんよね?なのでこの記事で選手のプロフィールや出身校を知りもっと興味をもってファンになるきっかけにしてほしいです。

くふうハヤテベンチャーズについて知りたい方はハヤテ223について知るべき6つのことを合わせてご覧ください。

投手

まずはゲームの9割ボールを持っている試合の主役と言っても過言ではない投手からご紹介します。投手は14人います。

最終経歴は以下の通り

  • 高校卒 1人
  • 大学卒 3人
  • 独立リーグ卒 6人
  • 元プロ 3人
名前出身
大生虎史柳ヶ浦高校
奥田健誠YKSホワイトキングス
村上航茨城アストロプラネッツ
竹内奎人群馬大学
奥田域太星城大学
二宮衣沙貴茨城アストロプラネッツ
西濱勇星オリックスバッファローズ
藤本颯太淡路島ウォーリアーズ
藤岡好明火の国サラマンダーズ
野村裕樹神奈川フューチャーズ
早川太貴ウイン北広島(市役所)
田中健二朗DeNAベイスターズ
東海林磐波早稲田大学
池谷蒼大DeNAベイスターズ

注目選手

投手の中で注目選手は以下の通り

  • 竹内奎人
  • 西濱勇星
  • 早川太貴
  • 池谷蒼大

竹内奎人

竹内投手のプロフィールは以下の通り

  • 竹内奎人(たけうちけいと)
  • 静岡県出身
  • 静岡高校ー群馬大学医学部
  • 右投げ
  • 準硬式野球部

竹内投手は中学時代にU-15日本代表に選出された野球エリートです。高校では甲子園出場も経験しています。

竹内投手は2023年のドラフト会議で志望届けを提出しましたが、無念の指名漏れで終わりました。医学部初のプロ野球選手とはなりませんでした。しかし、プロの道は諦めずプロ野球選手の夢を追いかけることを誓いました。

大学時代のピッチングはこちら

トライアウトで合格し、正式に史上初めて医学部医学科の大学生から日本プロ野球入りを決めた異例の投手です。医者という安定の道ではなく、情熱冷めることなかった”プロ野球選手”という来年はクビかもしれない厳しい世界でプレーします。

西濱勇星

西濱投手のプロフィールは以下の通り

  • 西濱勇星(にしはまゆうせい)
  • 群馬県出身
  • オリックス育成
  • 右投げ

2022年育成ドラフト1位でプロに入団しました。しかし、1年目の2023年シーズンで体重が15キロが落ちてしまい、1年で戦力外通告を受けます。

独立リーグ時代のピッチングはこちら

オリックスに在籍時は来シーズンからドジャースでプレーする山本由伸投手と似た投球フォームで話題になった投手でもあります。ハヤテ223では減った体重を取り戻し1年間戦える体づくりが必要不可欠になります。昨シーズンでプロの厳しさを身に染みて痛感したと思います。去年をバネに悔しさを晴らすことができるのか、注目です。

早川太貴

早川投手のプロフィールは以下の通り

  • 早川太貴(はやかわだいき)
  • 北海道出身
  • ウイン北広島
  • 公務員

早川投手は高校時代は無名の公立校で甲子園出場経験なし、大学は2部リーグといった決してエリート街道を歩んできた野球選手ではありません。

早川投手も異例の経歴を持つ選手のひとりです。2023年ではプロ志望届けを提出するも無念の指名漏れに終わります。その後に行われたトライアウトでプロ入りの夢を成し遂げました。最速150キロのストレートを武器にプロ相手に2024年から戦います。

公務員出身の選手がプロ相手にどのようなピッチングを披露できるのかに周囲から期待の視線が注がれます。

池谷蒼大

池谷投手のプロフィールは以下の通り

  • 池谷蒼大(いけやそうた)
  • 静岡県出身
  • 静岡高校ーヤマハ
  • 横浜DeNA所属
  • 2020年ドラフト5位入団
  • 左投げ

池谷投手は左の変則サウスポーです。静岡高校時代は甲子園のマウンドも経験のある投手です。

プロ1年目で開幕1軍入りを果たし、中継ぎでプロ初の白星を上げます。その後、度重なるフォーム変更を続けるも成績が振るわず戦力外通告を受けました。

ベイスターズ時代のピッチングはこちら

今シーズンは投球フォームを固定しプロ経験者としての数字を残すことができるか、注目です。

捕手

次は投手を支え、チームの扇の要でもあるキャッチャーを紹介します。

名前出身
深谷力和歌山ウェイブス
谷川唯人千葉ロッテ
草場悠千葉スカイセイラーズ
居谷匠真福岡ソフトバンク

注目選手

キャッチャーで今シーズン、チームの勝敗に大きく影響してきます。常勝チームにはグランドの監督であるキャッチャーがどれだけチームの柱になるかが鍵です。そんなチームを背負う注目選手は以下の通り

  • 谷川唯人
  • 居谷匠真

谷川唯人

谷川選手のプロフィールは以下の通り

  • 谷川唯人(たにがわゆいと)
  • 島根県出身
  • 立正大淞南高校
  • ロッテ育成

谷川選手は遠投120m超えの強肩キャッチャーです。立正大淞南から育成ドラフト1位で入団しました。

谷川選手の強肩ぶりはこちら

ファームでアピールを続けていましたが、支配下登録の壁は厚く2年間でユニホームを脱ぎました。ポテンシャル高き若手捕手がどれだけチームを牽引できるか、注目です。

居谷匠真

居谷選手のプロフィールは以下の通り

  • 居谷匠真(いたにしょうま)
  • 和歌山県出身
  • 明豊高校
  • ソフトバンク育成

居谷選手は育成ドラフト6位で入団しました。入団当初は日本を代表する甲斐拓也選手のように育成からの正捕手が狙える逸材と注目が大きかったです。

2軍での出場はわずか4試合と出場機会が少ないまま戦力外通告を受けた。自主トレで弟子入りした甲斐拓也や高校の先輩にあたる今宮選手、当時の監督を務めていた藤田監督から「若いし、肩があるから、もう一回頑張ってみろ」と励ましの言葉をもらった。

はじめは野球を続けるつもりはわかったようだが、「野球が好き」という一途な想いからトライアウトを受け内定を勝ち取った選手です。これまでの悔しさをバネに晴らすことができるか!

内野手

名前出身
西川僚祐千葉ロッテ
倉本寿彦日本新薬
宜保優栃木ゴールデンブレーブス
橘八重龍誠すながわリバース
高橋駿北九州下関フェニックス
折下光輝堺シュライクス

注目選手

内野手で注目選手は以下通り

  • 西川僚祐
  • 倉本寿彦

西川僚祐

西川選手のプロフィールは以下の通り

  • 西川僚祐(にしかわりょうすけ)
  • 千葉県出身
  • 東海大相模高校
  • ドラフト5位でロッテに入団

西川選手は中学時代は千葉の強豪佐倉シニアでプレーします。中学通算25本を放ったスラッガーです。高校では、1年から4番を任され通算本塁打55本のスラッガーです。

2021年にプロデビューを果たし、4月の2軍戦でプロ初ホームランを放ちます。しかし、打率が低く、三振が多いという課題がありました。3年目も本塁打6と打率2割と結果を残すことができず戦力外通告を受けました。

トライアウトのプレーはこちら

ハヤテに入団しても対戦する相手は去年と同じファームのピッチャーです。持ち前の長打力を活かすため課題の打率と三振の数を克服できるかが活躍の鍵になります。

倉本寿彦

倉本選手のプロフィールは以下の通り

  • 倉本寿彦(くらもととしひこ)
  • 神奈川県出身
  • 日本新薬所属

ベイスターズファンの方は2年前までベイスターズのユニホームを着てプレーしていたのでご存じだと思います。

高校は地元の名門・横浜高校でプレーします。後輩の筒香選手らと甲子園にも出場し東京の大学から日本新薬へとキャリアを積みベイスターズで7年間プレーしました。

昨シーズンの社会人リーグのプレーはこちら

昨シーズンは社会人野球の古巣でプレーをしていました。今回のファームリーグへのトライアウトを応募したところからまだまだ最高峰のプロ1軍への復帰を諦めていないことがヒシヒシと伝わってきます。

プロを長年経験してきた選手がどれだけ背中でチームを引っ張っていけるかに注目です。

外野手

名前出身
増田将馬徳島インディゴソックス
平湯皓基宮崎サンシャインズ
篠原玲夫共栄大学
富山太樹栃木ゴールデンブレーブス
福田秀平千葉ロッテ

注目選手

外野手の中で注目の選手は昨シーズンまでプロでプレーしていた福田秀平選手です。

福田秀平

福田選手のプロフィールは以下の通り

  • 福田秀平(ふくだしゅうへい)
  • 神奈川県出身
  • 千葉ロッテ所属

福田選手は高校卒業後、ソフトバンクに入団しその後ロッテに移籍しました。ソフトバンクからロッテに移籍した際は4年6億円で契約しました。プロの中でも10%にも満たない1億円選手でした。

ロッテ時代のプレーはこちら

ハヤテ223で野手最年長のプロベテランの選手になります。昨年から生活もメンバーもガラリと変わります。環境の変化は慣れず大変な時期です。チーム発足の今こそベテランがチームを引っ張っていくときです。メディアや表には映らないところからプレーの面でお手本となり引っ張っていけるか、福田選手の選手としての器が試されています。

まとめ

今回は新球団ハヤテ223のメンバーをご紹介しました。ハヤテ223のメンバーを一言で表すと「育成と未練」です。今回紹介した選手はプロ2、3年で戦力外通告を受けた高卒3年目のまだ20歳になった選手ばかりです。ポテンシャルは十分にあります。

ポテンシャルを開花することができず未練残りでファームリーグへ入団した選手ばかりです。新チームで過去の栄光や成績をリセットしてどれだけ直向きにできるか。ファームリーグから1軍の試合に出られる選手が出てくることが楽しみです!

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