- チームで野球ノートを書くように言われたけど書いて意味があるのか?
- 書く時間があるなら、練習で疲れた身体のケア、睡眠に充てたい
- 書いてるけど、目に見える結果が出てない
そんなことを思いながらただなんとなく書いていませんか?
大事な時間を割いてまでやるからには必ず意味があります。
中学・高校でプレーできるのは3年と言いますが、実際はわずか2年と3ヶ月ほどです。そんな短い期間で目に見える結果出したいですよね。
このコンテンツでは野球に明け暮れる球児に向けて以下のコンテンツをお届けします。
- 現役時代に書いていた野球ノートの中身を公開
- プレーで上達する野球ノートの書き方
- 何を書いていいかわからない人向けに最低限書く内容
- 野球を引退してからも見返すことができる野球ノートづくり
ただの日々のあった出来ごとを書いていてはもったいないです。
このコンテンツを見た後には今よりも10倍良い世界にあなただけの野球ノートを作っています!
この記事を書いた人
・野球歴10年
・中学1年から高校3年の6年間で8冊の野球ノートを書き上げた
・野球メディア運営歴2年
野球ノートの書き方
早速、野球ノートの書き方について1からお伝えします。
今回ご紹介する内容を真似していき、自分なりにアレンジしていくことをオススメします。
野球ノートを初めて書くときは自分のことばかりになると思います。
私の経験上、チームの中心選手(キャプテンやエースなど)になればなるほどチームのことばかりをノートに書くようになります。チームのことまで考えられる選手になるためにもまずは書く基礎をおさえましょう。
モチベに繋がる表紙作り
まずは表紙づくりりからです!
目標や座右の銘とにかくやる気や日々のモチベーションアップに繋がる自分だけの色を出していきましょう!
実際に私が中学・高校と書いていた野球ノートの表紙です。
目標としているプロ野球選手やなりたい像を描くこともいいです。”引退”が近づくにつれて目標や想いは具体的になります。
走塁
チームの練習によって変わりますが、走塁の練習(ベースランニング、リターン、盗塁など)に重きを置いてするチームしないチームがあります。
私が中学の頃はたくさんやってましたが、高校ではほとんど走塁練習はありませんでした。
なので、この分野では書く内容はチームの練習によっても内容の濃さは変わってくるはずです。
しかし、野球の練習は試合ではほぼ走ることはないですが、体力トレーニングの一環で走るので、自分なりに「走り方・呼吸の方法」を模索したり、足の速い選手を観察してみるといいでしょう。
試合であれば、このようなところに目を向けて記録してみることをオススメします。
- 盗塁の数
- リードの幅
- サインを確認してリードを取るまでの時間
- ベース上でのピッチャーへのプレッシャーのかけ方
走塁のレベルでそのチームのレベルもおおよそ判断がつきます。
盗塁ができる選手は相手選手のリードの取り方や幅などもみると参考になることもあります。
攻撃
おそらく野手であれば攻撃(打撃)がメインで書くボリュームが大きくなります。
なんといっても打つ選手がチームで重宝されます。
タイミングの取り方や構え方からスイング、打球など考えたらキリがないくらいたくさんの要素でバッティングが出来上がります。
全てを書こうとしても言語化できない人も最初はいると思うのでまずは以下の3つをおさえて今の自分がどんな状態でどんなバッティングができているのかを言語化できたらバッチリです。
・構え方
・タイミング
・スイング軌道
自分の型がある程度できたら、YouTubeで観て試したやり方やバッティングが上手なチームメイトの話やアドバイスを取り入れながら最大のパフォーマンスができるようにしましょう。
守備
投手やキャッチャーは特に重きをおいて書いてほしい部分です。
ピッチャーは本当に繊細な生き物で日々のコンディションや声掛け、その日の表情で放ってくる球もガラリと変わる日もあります。
キャッチャーは自分のことと同じくらい、投手陣の調子や癖、コンディションを確認しておくことが大事です。
ブルペンで投げた日、試合で投げた日は以下の内容はおさえて記録を取りましょう。
- 球数
- ストレートと変化球の割合
- どんなテーマを持ってその結果はどうだったか
- 反省点
- 癖
1番投手と長く接する時間が長いのは女房役であるキャッチャーです。
ピッチャーの癖や特徴は全て把握する必要があります。
そうでないとビデオや球場で観たことしかない対戦相手を観察して対策を練ることなんて不可能です。
キャッチャーは自分のことよりもピッチャーやチームのことをノートに書いていないとまだまだ視野が狭いです。
学校生活
意外かもしれないですが、学校生活の出来ごとも書くことをオススメします。
球児としてグランドにいる時間よりも制服を着て高校生として生活を送る時間の方が圧倒的に長いからです。
野球選手の前に高校生としての振る舞いはどうか(授業中に寝ていないかなど)反省するのもいいでしょう。
自分のことだけではクラスメイトや先生の話で面白いと思ったことも取り入れると学校生活とグランドがリンクしていることに気づいてきます。
その人の性格や生活はそのままプレーに出るといっても過言ではありません。
野球で結果を出したいなら、まずは学校生活での振る舞いを見直すといいきっかけになるはずです。
私生活
学校の前に家での生活を振り返ることも大切です。
最初は何を書いていいかわからない場合は以下の内容について軽く書いてみるといいでしょう。
- 食事(何を食べたか)
- 体重(起床時と寝る前)
- 睡眠時間
身長は学生のうちにしか身長は伸びないです。
遺伝的な要素は大きいですが、炭水化物とタンパク質をたくさん食べて体を大きくすることでスイングも打球も変わってきます。
お風呂に上がってからのストレッチしてケアをする時間は必ず設けるだけで身体のコンディションはグッと上がります。
メンタル
最後にその日、その週のメンタルの状態を記録しましょう。
本番で結果を出すには小手先の技術よりも人間性や気持ちの要因は大きいです。
どんな気持ちで一日の練習に臨んだのかや、客観的にチームをみてどんな雰囲気で練習をしているのか。
色々見えてくることもあるでしょう。
私は中学でキャプテン、高校では副キャプテンをつとめてきましたが、やはりここ1番!ってところで打順が回ってきたり、打球が飛んでくるのは練習態度が良くない選手や態度や姿勢の面で怒られていたチームメイトでした。
メンタル面で書くことがわからない選手はまずはこういった部分を意識して書いてみることをオススメします。
- 挨拶の声
- 先生や監督の話の聞く態度
- グランドでの全力疾走はどうか
- チームの練習の雰囲気
- 試合の入り方
チームの雰囲気でどのくらいのレベルでやっているのか大人たちはすぐにわかります。
厳しくすることもゆる〜くすることも選手らにかかっています。
野球ノートを書く目的って?
そもそもなぜ書く必要があるのか?
結論、脳内の整理と未来の自分のために野球ノートは書きます。
日々の練習で「これだ!」と思った感覚や試したことについての反省や改善点を忘れないようにすることが技術面では最も大事になります。
人には言いづらい身体のコンディションについても頭の中で考え込むだけではなく、紙に書くことで不安も除くことができます。
未来の自分が見たときに過去の自分を助けることができれば素晴らしい野球ノートは出来上がっています。
振り返って、こんな時にはこういうアプローチをしたらいいのかと自身の感じた感覚や経験が財産になります。
現在メジャーで活躍している菊池雄星投手が夢を実現するまでに綴った野球ノートの内容も参考になります。
野球ノートを書く書かないでどのくらい変わる?
結論、走攻守秀でた技術が備わっていない私でも目に見える成果を残すことができました。
私は中学は硬式のクラブチームには所属せず中学の部活動で野球をしました。
進路を決める時期には嬉しいことに甲子園出場の実績がある高校や県外の私立から推薦を頂くことができました。
高校では夏の予選後に大学からの推薦の話も頂きました。
私が野球ノートをつけて始めたのも中学に入ってからです。書く頻度は1週間に1回でした。
書く内容は「1週間の練習の気づき、試合の走・攻・守」だけです。
1番良かったのはノートを通して先生と会話ができたことです。
先生からのコメントや叱咤激励はかなりモチベーションアップに繋がりました。
高校の時は書く義務はなく、書いていませんでした。
3年生が引退し、夏休みから試合に出るようになったものの結果が全く残すことができず危機感を感じてから書き始めました。高校の時は先輩の書き方を真似して書いていました。しかし、一向に結果は良くならず。新チームになり、副キャプテンでキャッチャーを任されていたのに
- チーム打率最下位
- キャッチャーでも安定感なし、信頼なし
- ランナーがいれば初球に出されるサインはバント
主力選手で活躍しないといけない立場でしたが、バント要員でした。
2年のオフシーズンに中学時代につけていた内容に書き方を戻し、春先には1ヶ月で3本のホームラン、夏の予選ではチームの4番を任されるほどに成長を遂げることができました。
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野球ノートの書き方や強豪校のチームが何を書いているのかがわかります。
ぜひご覧ください。
まとめ
今回の内容をまとめると
- 書く内容は走攻守と生活面
- 書く頻度は週に1回でもOK
- 野球ノートは反省や未来の自分のために書く
- 先生、監督とのコミュニケーションツールにもなる
- 書くことでモチベアップと目に見える結果が出る
- チームの中心選手になると書く内容はチームのことばかりになる
まずは自分が毎日練習してどんな成長や感覚を掴んでいるのかを言語化することからです。
今日は調子が良かった!で喜んでいては明日は不調になるでしょう。なぜ調子が良かったのか?試合に向けてどんな準備をしてきたのかなど要因はたくさんあります。結果に至るまでのプロセスを振り返ることが何より野球ノートは大事です。
野球ノートに自分の技術のことだけしか書いていない選手はまだチームの中心選手ではありません。キャプテンやエース、チームの看板を背負う選手はみな、ノートの中身はチームのことばかりでいっぱいです。
このコンテンツを通して野球ノートを書くきっかけになったり、書く内容が濃くなって個人、チームの成長が感じることができたら嬉しいです!
さいごに
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