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おおきく振りかぶって名言50選|たった10人で甲子園を目指す下剋上物語

ダイヤのAやメジャー、忘却バッテリーなどの野球漫画・アニメに比べると「おおきく振りかぶって」はそれほど知名度はないかもしれません。

おおきく振りかぶっては部員1年生10人で新設した硬式野球部が甲子園を目指す物語です。

他の野球アニメ・漫画と違うのは、繊細な心を掴む描写やゲームでの1球ごとの駆け引きが展開される野球×心理が特徴の野球漫画です。

そんな野球漫画だからこそ、印象に残るセリフや名言が多く生まれました。

今回はそんな野球漫画から人生に良い影響を与える名セリフ・名言を50紹介します!

この記事を書いた人


  • 野球メディア運営歴2年
  • 野球歴10年(小学2年〜高校3年)
  • 野球の名言に関する記事20記事以上作成
  • 野球アニメ・漫画に関する名言記事も10記事以上作成
  • おおきく振りかぶっては現役時代に読むべき本だったなと思います!

三橋廉の8つの名言

投手に関する名言


ツムツムコメント

現代を生きている日本人で”大谷翔平”の存在を知らない人はもはやいないでしょう。
そんな大谷翔平の座右の銘で挙げているのが次の言葉だ。

先入観は可能を不可能にする

三橋は中学時代のこともあり、自分の野球の技術以外の部分で
「僕はマウンドに立つべき人ではない」
「エースにはなれない」

と先入観を持って自分の可能性に蓋をしていました。

自分の能力以上のことをやることはよくないが、それ以上に自分の能力以下でやることはもっと悪い。
自分の可能性に蓋をせず「自分もできるかもしれない!」と可能性を信じよう!


ツムツムコメント

マウンドという場所はグランドで1番高い場所です。

みんながマウンドに立つ選手に視線を集めています。
野球という戦いの中で最も最前線で戦っているのが投手です。

そんな場所は1番危険にも関わらず隠れる場所なんてありません。
だからこそ、いついかなる時も平常心を保って自分の球を投げることができなければなりません。

野手や打者は受け身のプレーです。
投手だけ唯一能動的なプレーです。

チームを代表してマウンドに立ったのなら堂々と投げよう!


ツムツムコメント

チームが発足してから夏の大会まで、三橋はリードやバッターに関することを全て阿部に任せっきりでした。
悪くいうと依存しています。

この言葉は「誰々の言うことが1番だ!」と考え方は危険だよと言うメッセージがあります。

自分より優れている人がいたり、自分よりすごい人にすぐに意見を求める人がいます。
それが悪いことではありません。

その人の意見=自分の考え
になるとかなり危ないです。

なぜなら、物事に対する当事者意識が薄いからです。
当事者になれなるほど、必死になり、考え方も変わってきます。

その優れている人もいつも正解を当てるとは限りません。
大谷選手でさせ、毎日のようにホームランを打った情報が入ってきますが、大谷選手でさえ打率は3割です。

その人の考え=自分の考えはやめよう!


ツムツムコメント

おおきく振りかぶってのストーリーで三橋がマウンドに上がり、経験して行くたびに投手として成長するストーリーは醍醐味です。

夏の甲子園予選で美丞大戦で戦線からキャッチャー・阿部が外れてしまった際に、上の言葉を心でつぶやきました。

この考えは投手全員に持っていてほしい、メンタルです。

投手の表情はベンチ、グランドにいる選手は思う以上によく見えてしまいます。
表情一つで動揺してるなとか、コイツ動じないなと思います。

マウンドに上がったものがエース、マウンドにいる選手が大丈夫ならみんなが大丈夫!


ツムツムコメント

この言葉も先ほどと同じく、美丞大戦で阿部が退き、三橋がマウンドに戻る際に阿部に言った言葉です。

これまでピッチングに関すること全てを阿部に丸投げで任せていた三橋が自分でなんとかしようと
責任感が芽生えた瞬間でした。

自分でなんとかしよう、その心意気は成長に繋がります。
迷わず進んだ100歩より、試行に思考を重ねに重ねて進んだ1歩の方が確実な成長が期待できます。

いつも頼りになる人もいつも頼れるわけではありません。
「自分でなんとかしてみよう!」と思えた時には自立をした立派な人だ!

捕手阿部に対する名セリフ


ツムツムコメント

美丞大戦でリードしていた展開から連打でタイムリーヒットを打たれ、三橋の守備ミスで逆転を許してしまった時の言葉です。

三橋は試合を重ねて行くたびに、自分がどれだけ女房役である阿部におんぶに抱っこになっているか痛感していきます。
この言葉は現代に置き換えると、「若い人」や社会人歴が浅い人に向けて通じる言葉でもあります。

若い人、社会人歴が浅い人は仕事でミスしてもいくらでも周りが気にかけてくれて、カバーしてくれます。
ただ、それは自分が気に入られているからよりも、若いからや上司のおかげであり、周りのおかげです。

ミスして勘違いすることなく「いつまでも同じミスをしていては干されてしまう」と危機感を持って取り組むことをができる人が周囲の目をひく人物へと育っていく。


ツムツムコメント

先ほど紹介した言葉と同じ意味合いがある言葉です。

三橋のいいところは、自分の力やピッチングに過信することなく、打たれたら自分のせい、打ち取ったらみんなのおかげの気持ちがあることです。

あなたも誰かに応援されている以上、その期待に応え、結果を出すことが求められています。

あなたも誰かの期待に応える役に立つ人になろう!


ツムツムコメント

この言葉は夏の大会で阿部のリードに違和感を持つのの、サインを出された通りに投げて失点した際に言った言葉です。

投手はバッターを真正面から見えています。
キャッチャーよりもより鮮明に見えている部分があります。

メジャーやここ最近のプロ、アマチュアでは投手が配球を組み立てることが主流になりつつあります。

これまでは投げたら良かったかもしれない。
それではこれからは通用しない。
自分が信頼している人のことを盲信して思考停止になってはいけない。その瞬間からあなたの成長は止まる。

他人の決断に違和感を感じたら、首を振って自分の考えを主張しよう!


ツムツムコメント

この言葉から言えることは見栄は張っていても、いつかは見透かされてしまう。
見透かされた時の自分が等身大の自分であることです。

どれだけ口が上手くて、数字を使って説明しても偽物はすぐにバレます。
それが悪いことではありません。

大事なのは、その後、どれだけ本物に近づくことができるのかです。
若いうちは背伸びして身の丈に合わない生活やモノを買う人もいます。

それを馬鹿だなあいつと思う人が大半でしょう。
しかし、偽物から本当になりたい自分に近づくためにはなりきることも大事です。
学ぶと言う言葉の語源は真似ると言われています。

本物になりたいなら、とことん本物になりきろう!

阿部隆也の14の名言

エース三橋を思う名セリフ


ツムツムコメント

この言葉は高校入学して三橋の中学のトラウマを打ち明けた時にかけた言葉です。

阿部の言う通り、マウンドを譲りたくない気持ちは投手にとってとても大事です。
謙虚である必要は全くありません。

俺の球、打てるものなら打ってみろ!
と思って投げ込むくらい、気持ちが強い人が投手に向いています。

もし、君が投手をやっていて、周りに自己中心的な性格を否定されても落ち込むことはない。
それは君が投手にとっての長所を先天的に身につけていることだし、君は投手に向いている!


ツムツムコメント

日本人はストレートはキレイなバックスピンをかけて、当たり前で伸びのある球とは、失速が小さく、バッターの手元で伸びてくる球をいいます。

しかし、海外では当たり前ではありません。
アメリカはフットボールやラグビーもやりながら野球をします。
そのため、ラグビーボールを投げるように野球ボールも投げるため、ジャイロボールがいい球になります。

日本の球児でもキレイなバックスピンを効かせて投げられる人はあまりいません。
なぜなら、ストレートも変化球であり、体現して覚えなきゃ投げられない変化球です。

ストレートも変化球、体で覚えないと投げられる球ではない。


ツムツムコメント

この言葉から阿部が一、仲間として、キャッチャーとして三橋のことを思っているのかが伝わる言葉です。

キャッチャーはいつでも完璧主義です。
試合が始まるまでは、完全試合を目指し、それがダメならノーヒットノーランを、それがダメなら完封をと常に考えることは試合に勝つことと、ピッチャーを輝かせることです。

キャッチャーは阿部のようにピッチャーに献身的であっていいです。
逆に自分が輝きたいと思うような選手にキャッチャーは向いていないかもしれません。

エースを活かすも殺すもキャッチャー次第!

キャッチャーに関する名言7選


ツムツムコメント

これはキャッチャーは心得ていて欲しいです。

ピッチャーが自分の構えたところに投げて当たり前なんて思ってはいけません。
真夏の炎天下の中、1人孤独にプレッシャーと闘いながら一球一球投げています。
仲間のエラーも自分のピッチングや球数でカバーしています。

そんな大役を一緒に背負えるのはキャッチャーしかいません。
消耗しているなら、ベンチにいる時は献身的に接したり、表情や声で盛り上げてあげたり、キャッチャーとしてできる限りのことを1試合1試合尽くしていきましょう。

そうやって、投手と捕手の間には絶対的な信頼関係が生まれます。


ツムツムコメント

キャッチャーは日によって、試合の展開によって、ふくすうの投手陣とバッテリーを組むことになります。
その習慣から惰性で配球を考えたり、リードをしてはいけません。

キャッチャーにとっては試合の一部で何気なく要求した球で投手人生を大きく左右することだってあります。

コントロールが苦手な投手に初球から厳しいコースを要求しすぎて自滅してしまったり、
得意なボールを投げさせないで痛打されてしまったり、キャッチャーのリード次第で投手はどうにでもなってしまいます。

だからこそ、1球1球考えて、なんとなくの配球は無くして投手を輝かせ勝たせるリードをしよう!


ツムツムコメント

野球は点を取り合うスポーツで、ピッチャーが投げた球の行方で大半、バッターとの勝敗、得点するかしないかが分かれます。
そのため、失点すると大半が投手の力不足だと思いがちです。

しかし、阿部のセリフにある通り、投手に自責点はついていても捕手のミスで失点することもあります。
捕手のサインミス、リードミスも失点につながっています。
だから、監督は点を取られても捕手を怒るのです。

キャッチャーは失点にはもっと責任を持とう。


ツムツムコメント

私も現役時代は捕手で6年間プレーしていました。
高校時代、同級生の投手は性格が優しい選手ばかりでした。
そのため、自分のリードに首を振ることもしないし、自分の言うことを信じてやってくれました。

言いなりになっている状態が心地よくても、結果が出ない。間違いなく、自分のせいだと気づきました。
それから、自分が言うことには必ず意見を言うようにしてもらい、首は自分から振らないため、首振りのサインを作り自分で考えるきっかけを増やしました。

今の時代にYesマンは必要ない、大事なのは自分の意見を持つこと、意見を持たせないことはもっと悪い。

百枝監督の名言12選

ここからは西浦高校野球部百枝(ももえ)監督の選手のモチベーションを最高潮に上げる言葉を紹介します。

おおきく振りかぶってを知らない人に向けて紹介すると百枝監督は女性でありながら高校野球の監督を努めるガッツある監督です!


ツムツムコメント

上の言葉はチーム発足してまもない頃に選手にかけた言葉です。

画面越しに大歓声を浴びながら表情曇らずプレーする一流選手がいるでしょう。
野球界ではドジャースでプレーする大谷翔平がそれにあたります。

彼はなぜ、誰もが手に汗握る緊張感の試合の中で笑顔で楽しめるのか?
それはホンキで勝とうとしているからです。

インタビューでは勝ちたいと何度も言うこともあれば、練習する姿は誰にも見せない。

ただ、笑顔で楽しそうにするのが楽しむということではありません。

本気で勝つために練習するからこそ、本番の舞台が楽しくてつい笑顔が溢れる。

物事に楽しめていないなら、まだ君の本気は足りない。


ツムツムコメント

チーム発足後、主人公である三橋にかけた言葉です。

三橋はいつも弱気で自信がなくおどおどしています。
そんな選手にエースナンバーを背負わせチームを代表してマウンドに上がるためには性格くらい変える必要があると監督は言いました。

何かを得るためには、今持っているものを手放すか、今持っているものを変えていくしかない。
そのためには、性格を変える必要があるかもしれない。体型を変える必要があるかもしれない。
変えるもの、手放すものは人それぞれだが、きっとあなたにも変わらないといけない瞬間がくる。

そんな時は上の言葉を思い出そう。
得るためには手放すか、今持っているものを変えるか。


ツムツムコメント

ピッチャーはキャッチャーの要求に応えています。
時には自分の気持ちを押し殺し、疲れた表情見せることなく、チームの勝利のために腕を振り続けます。
イニングを重ねるごと消耗して行き、キャッチャーが投手にできることってそんなに多くありません。

では、何をすべきか?マスク越しでも表情は常に明るく、指示を出す、カバーを怠らない。
ベンチにいる時は声をかけ、コミュニケーションを積極的にとる。
ブルペンではうるさいほど声を出し、乾いた音を響かせテンションを上げてもらう。

そうやって捕手がチームや投手に尽くした分だけ投手は信頼で返します。


ツムツムコメント

夏の甲子園予選の夢と引退を賭けた試合で最も指揮が下がるのは、味方ベンチや応援団からのタメ息です。

グランドにいる選手らは外部の声や雰囲気にとても敏感で実力以上のプレーが出るのも球場の雰囲気です。
元気にもするし、やる気を一気に奪うこともできます。

味方ベンチの前向きな言葉や応援席からの声援はグランドで戦う選手らを後押しします。

選手が最後の最後まで諦めないよう、奇跡が起きるには試合中のため息は禁物です。
全力応援で選手を鼓舞しよう!


ツムツムコメント

この言葉は美丞大戦、4番を打っている泉がチャンスで凡退し、悔しそうな顔をしてベンチに戻ってきた時にかけた言葉です。

この言葉はチームや組織を引っ張る存在の人物に共通して言える言葉です。

家族の要である母が不機嫌にすると、家族の雰囲気は最悪になります。
チームの鑑である選手らが練習もせず適当にして、遊んでばっかりいると、足元をすくわれます。
重要人物の成績が振るわず、くらい顔していたり、戸惑いが顔に出るとチームは迷います。

チームや組織の重要人物はそれだけ影響力を持っています。
へこたれないで頑張れ!


ツムツムコメント

上記三つの言葉はピッチングやバッティングに関する技術的な指導のセリフです。

女性で野球キャリアが大学まで野球をやってきた選手に比べてここまでアドバイスができるのは監督の野球に対する情熱のほかありません。

逆にいうと、学生時代の学歴や過去の成績ばかりに囚われていると、すぐに次の世代、情熱のある勉強熱心な人たちに追い抜かれます。
自分が実際にやっていないから厳しく指導やアドバイスをかけられないという人がいたらそれは甘えでしかありません。

未経験だろうと関係ない、やったことがないなら、やったことがある人以上に情熱を持ち、勉強する。
そして、自分が描くビジョンを伝えて魅了する他ない!


ツムツムコメント

三橋たちの初めての夏、美丞大に敗れて悔しがる選手らをみてかけた言葉です。

誰もが最後の舞台を完全燃焼して終われるわけではありません。
最後の舞台が終わっても長い人生は続いていく。

悔しい時に「いい経験だった」と言って丸めてはいけない。
その時にしか味わえない思い、感情は2度と現れることはないかもしれない。
ノートに書いたり、写真に収めるでもなんでもいい。
悔しさが必ず君を上のステージへと上げるガソリンになる。

いつか、あの日味わった悔しさを晴らす時が来るまで大事に腹のなかでためておこう!

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