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【野球少年のための名言】名メジャーリーガーのスゴい言葉10選

誰もが名を知る、その業界のレジェンドたちはその偉大なる成果を残すまでに血の滲むような努力と葛藤がありました。他の人には到底受け入れ難いこともあるのです。そんな選手たちを支えてきたのが、「言葉」たちです。

今回、野球を頑張る球児へ送る、外国人選手のスゴい言葉をご紹介していきます。

外国人選手名言から得られること

野球選手ならどんな名言もいいじゃないかと思うかと思いますよね。なぜメジャーリーガーの外国人選手の名言に絞って紹介理由は日本人が体験したことのない環境からメジャー選手に這い上がった選手ばかりだからです。

日本にいていじめに遭う方はいるかもしれませんが、人種差別を受けた方はほとんどいないでしょう。家庭環境もめちゃくちゃで生きていくのでも精一杯の環境から這い上がった選手も少なくないです。

そんな過去があっても野球界の第一線で活躍した選手の言葉に重みがあり、たくさんの人に夢や希望を与えますね。

ジャッキー・ロビンソン

不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ。

ジャッキー・ロビンソンはアメリカ初の黒人メジャーリーガーです。黒人差別の環境の中、多くの人に勇気を与えました。ジャッキーがメジャーでプレーしていた1940年代のアメリカ社会、メジャーでは黒人がメジャーリーガーを目指すことはぼ不可能だったのです。

相手チームには

「黒人がいるチームとは試合をしない。」

自チームのメンバーには

「黒人がいるチームなら辞める。」

と敵味方関係なく人種差別が激しかった時代でした。自分の能力ではどうすることもできない。その状況を覆したのは自身の挑戦する意志でした。その意志が力となり、やがては周囲を動かし黒人初のメジャーリーガーが誕生したのです。

 ジャッキーの活躍は10年に渡り、のちに伝説となり今日まで語り継がれてきました。”可能か不可能か”ロビンソンの中にその2つしかなければ歴史は動かなかったでしょう。もし、あなたが諦めそうになった時、常に3つ目の選択肢があることを忘れないようにしよう。

ジャッキーロビンソンにスポットライトを当てた映画についてはこちらから

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アルバート・プホルス

勤勉でいること。
継続すること。
集中すること。
野球は簡単ではないのでポジティブにいること。
健康でいること。

アルバート・プホルス選手は元メジャーリーガーでロサンゼルス・エンジェルスに所属していた選手です。現在は大谷翔平選手や、マイク・トラウト選手が在籍している球団です。

アルバートはメジャー史上32人目の通算3000本安打を達成した偉大な選手です。長年メジャーで好成績を残すために心がけていることが、上のシンプルな5つの心持ちだったのです。

次の試合で活躍するためにビデオを見て対戦相手を研究し、グランドでは常に集中してプレーに挑む。

 例えいい結果が出ずとも決して落ち込まず前を向き、明日の試合に出るための身体のケアを行う。野球は簡単ではないからこそシンプルに考えることが大切なのかもしれない。

 一般社会でも、困難なことに直面した時こそ物事をシンプルに捉え、ポジティブであればあるほど良き結果が生じるのは確かだ。どんな大記録も、小さなプレーの積み重ねから生まれると感じさせる言葉だ。

バリー・ボンズ

死んだらいくらでも休めるからさ

バリー・ボンズはメジャーを代表する名ホームランバッターです。ソフトバンクの柳田選手が憧れた選手でもあります。メジャー通算762本塁打を放った最もホームランを打ったバッターです。

上の言葉には以下のような続きの言葉があります。

「自分は野球が大好きなんだ。プレーするのが好きだし、勝負が好きだし、グランドにいるのが好きだしそこでファン達を喜ばせることが好きなんだ。」

多くのファンが自分のホームランを観たがっているからこそ、常にベストパフォーマンスができるように練習する。休まずに練習するのは、引退後にいくらでも休めるからだ。

「自分にとって1日休むというのは、1日無駄にすること」

野球に限らず何かに夢中になり、好きだから出るセリフだ。

バリーボンズの規格外のホームランはこちら

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マーク・マグワイア

野球は99%が精神的なものだと思う。

マーク・マグワイア選手は元メジャーリーガーです。

歴代11位の583本塁打を放ち、シーズン70本塁打の新記録を達成。30代には4年連続50本塁打を放った偉大な選手だ。しかし、24歳で初の本塁打王になってから翌年以降ホームラン、打率共に低下。プレイベートでは離婚。

 そこから精神科医のアドバイスを取り入れ、メンタルトレーニングと相手投手の心理を読む術を学び体得した。これが後の躍進につながったのだ。偉大なる本塁打王の言葉通り、野球は精神面が重要だ。一打逆転のチャンスが打席に立った時に「打てる」と前向きな感覚だと好結果に導かれることが多い。

適度な緊張がコンパクトなスイングをさせてくれる。逆にプレッシャーが強いほど結果が乏しい。緊張が強すぎてスイングが力んでしまうのだ。好結果に終わった時の心持ちを覚えておくことも好結果に繋がるのだ。

現役のプレーの動画はこちら

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タイ・カップ

50センチ先に転がしたヒットと50メートル先に飛ばしたヒット。
この両方が同じヒット一本として扱われることは野球のルールで最も素晴らしい部分である。

タイ・カップ選手は野球殿堂入りを果たした名選手です。現役時は通算本安打を放った名安打製造機でした。

  • 20世紀初頭に首位打者12回
  • シーズン打率4割以上を3度記録
  • 通算4191本安打。

 しかし、バッティングスタイルは「スモール・ベースボール」大振りせず、ミート中心で時にはセーフティバントを決める。同世代のライバルとされていたのが、スタイルが異なるベーブ・ルースだった。

 しかし、自分のスタイルを崩すことなくヒットを重ねた。白球は結果に対して平等だだから野球は素晴らしいのだ。

テッド・ウィリアムズ

ただひたすら続けるだけでいい。一所懸命やり続けていれば誰でも達人になれる。

テッド・ウィリアムズはメジャー現役で三冠王に2回、首位打者6回、史上最後の4割打者(1941年)で偉大な記録を残した名選手です。テッド・ウィリアムズは続けることの必要性を説いています。ただひたすらに続ける。これは簡単そうでとても難しいのです。結果が出ないと辞めたくなる。やり続けることなく、諦める人も沢山いる。

「結果が出なければやっていないのと同じ。」

 そんなことを言う人もいる。やり続けた人をあざけり、笑う人はやり続けられなかった人であり、続けることに価値を見出すことができなかった人だ。やり続けることにはきっと意味がある。まずはやり続けることの達人になろう。

ビリー・ビーン

異端で結構!
異端とはチャンスを意味する。

ビリー・ビーンは貧乏球団のアスレチックスを「セイバー・メトリクス」というデータの手法で強豪チームに押し上げたGMです。年俸総額はニューヨーク・ヤンキースの1/3にもかかわらずプレーオフ進出の常連チームへしてきました。

 出塁率、長打率、選球眼を重視して、バント、盗塁などは重視しないビリー独自の戦術は当時、野球界において「異端」と称されました。

しかし、冷静に考えて欲しいです。異端とは大成功に結びつくファクター(事実)だと。

メジャーに挑戦したイチロー選手は当時

「そんな簡単にはいかない。通用しない。」

と世間からアメリカ陣からコメントされました。二刀流で大活躍している大谷翔平選手は殆どの野球界のOBが

「二刀流は失敗する」

と言われました。

 セイバー・メトリクスも始めた頃は異端と陰口を叩かれたのです。その時、ビリーは「チャンスの裏返しだ!」と切り返したのです。始める時に賛成されるものにろくなものはありません。

 誰だって何かを始める時は否定され、変わり者と周りから言われるものです。周りはあなたが成功することで自分の常識を壊されたくないだけです。大丈夫です。異端と言われたらそれは大成功するチャンスの裏返しです。

メジャーリーガーの名言はこちらでも紹介してます

マーティ・ブラウン

三振が悪いことでも何でもありません。
三振よりも、三振を怖がって消極的なバッティングをするのが1番悪いのです。

楽天イーグルス時代、39歳にしてホームラン王に輝くなど、長距離打者として遅咲きのブレイクを果たした山﨑武司。その裏には打席で三振を怖がらなくなったことで劇的にホームランを増やしたのです。

上の言葉は山﨑が楽天イーグルス時代にブラウン監督に言われた言葉です。ホームランバッターに限らず、バッターに三振は付きものです。どんなにいいスイングをしても、ボールに当たらないことは誰しもあります。

 しかし、三振を嫌がって、ただ当てるだけのスイングでは、結局打ち取られるだけです。形を整えるだけのバッティングでは、クセになります。惜しい、もう少しと思っているうちにどんどん自分のスイングができなくなる。怖がらずに振る。思い切って振る。そうすれば自然と結果はついてくるものです。

ベーブ・ルース

諦めない奴には、誰も勝てないんだ。

失敗しても、失敗しても、何度失敗しても諦めず挑戦し続けることができたらそれは才能です。絶体絶命の状況でも諦めず、勝つために最善を尽くすことができたらそれも才能です。

勝つまで諦めない。最後の瞬間まで諦めずに全力を出し切る、頭では分かっていても心の中ではつい「もうダメだ」と思う方が圧倒的に多いのです。

諦めないということは最後まで自分を、チームメイトを信じることです。

必ず信じる想いは力になります。

ベーブ・ルースの歴史についてはこちらから

フランク・ロビンソン

自分の能力を超えたことをやろうとしちゃいけない。
だが、絶対に自分の能力以下で行動するな。

フランク・ロビンソンは黒人選手として史上初にして唯一の三冠王です。

さらにメジャー史上初の黒人監督になり、多大な功績を残しました。

現役通算2943本安打、586本塁打を放ち、現役でつけていた背番号『20』は複数の球団で永久欠番となっています。

 上の言葉の伝えたいことは「常に全力プレーを心がけること」です。能力以下でプレーすることは、すなわち”手抜き”です。能力以上でプレーすることは、すなわち”自分勝手なスタンドプレー”です。どちらも能力を発揮していないのです。全員が自分らしく全力を出し切ることがチームの最大限の力を発揮することに繋がりるのです。

現役メジャーリーガの名言はこちらから

まとめ

外国人野球選手の名言。いかがだったでしょうか?野球少年たちの胸に残る言葉が一つでもあればこれ以上に嬉しいことはありません。野球に限らず社会人にも通ずる部分は多々あります。

 どんなことを始めても最初は否定されますがそれは成功への副作用です。大丈夫です。諦めない人には勝てないですし、やり続けたら誰でも達人になることができます。ぜひ、野球少年たちには、未だ誰も成し遂げることができなかったことにチャレンジしてもらいたいです。

そんな時に今回ご紹介した外国人野球選手の名言から勇気をもらってください。

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