埼玉西武ライオンズのマスコットキャラクターは日本人なら誰もが知るあの手塚治虫が手がけたことを知っていますか?
あの手塚治虫が手がけた西武ライオンズのマスコット、レオとライナという兄妹マスコットのことを皆さんはご存知でしょうか?モチーフのライオンは同じでも性格、特技は違います。
この記事ではそんなレオとライナの誕生と活動について私の考察を踏まえてご紹介していきます。
この記事を読んだ後には
・レオ、ライナの誕生秘話がわかる
・レオ、ライナの凄さがわかる
・マスコットの仕事の重大さと役割を知ることができる
また、あまり知られていないマスコットのブラックなところまで踏み込んで徹底解剖していきます。
マスコット紹介
さっそく、西武ライオンズのマスコットキャラクターレオとライナの紹介をしていきます。
西武ライオンズのマスコットはレオとライナの兄妹のみで活動しています。
レオのプロフィール
レオのプロフィールは以下の通り
生年月日 | 1978年12月5日 |
身長 | 185cm |
年齢 | 不明 |
レオは1978年にライオンをモチーフにしたマスコットキャラクターとして誕生しました。オスのライオンのように顔には大きな立て髪が生えています。
レオの特徴
次はレオはどんな特徴を持ったマスコットキャラクターなのかをご紹介します。
主な特徴は以下のとおり。
- 性格は優等生でモテる
- 好きな場所はペルーナドームの自然
- 特技はアクロバット
スタイリッシュな立ち姿に加えて紳士的なマスコットキャラクターです。
常識はずれのマスコット、つば九郎とは正反対のマスコット言っていいでしょう。
そのため、妹のライナからはもちろん他球団の女の子マスコットからも人気があります。
自然が好きなのはやはり、ライオンって感じがしますね。
ペルーナドームは東京ドームや横浜スタジアムのように都会から外れた自然が比較的多い球場です。
レオにとってペルーナドームは最高の場所だと思います。
レオといえばやはりアクバットを披露して観客を楽しませることです。
マスコットの中でもレオはスタイリッシュです。
バク転をはじめとするアクロバットで観客を魅了することがレオの魅力でもあります。
2023年の8月の試合前、「30秒間にマスコットが後方倒立回転跳びを行った最多数」でギネス世界記録に挑戦しました。見事、助走なしで31回を成功させ、新記録を認定しました。
ライナのプロフィール
お次はレオの妹、ライナのプロフィールは以下のとおり
生年月日 | 1981年5月5日 |
身長 | 165cm |
年齢 | 不明 |
レオが誕生して3年後に誕生した女の子マスコットです。
他のマスコットがスカート姿ですが、ライナだけ唯一ユニホーム姿のキャラクターです。
顔もお兄ちゃんにそっくりです。
ライナの特徴
次はレオはどんな特徴を持ったマスコットキャラクターなのかをご紹介します。
ライナの特徴は以下の通り
- 性格は元気いっぱいな女の子
- 好きな場所はグランドの真ん中
- 特技はダンスとアクロバット
ライナは12球団の女の子マスコットの中で1番元気いっぱいです。
試合中はグランドをたくさん走っています。
最大の特徴は女の子でアクロバットを披露することができることです。
兄、レオの影響かもしれないですが素晴らしい特技を持った女の子マスコットです。
プロ野球のマスコットについて興味がある方はプロ野球マスコット紹介記事を合わせてご覧ください。
レオとライナの誕生秘話
ここまででレオとライナのことについて知っていただけたと思います。
知って頂いたところでレオとライナの誕生までのストーリーを話していきます。
レオの誕生秘話は他の球団のマスコットとは一味違います。
歴史は1978年までさかのぼります。
それまでライオンズの本拠地は福岡でした。しかし、西武グループに身売りされます。
埼玉県所沢市に移転することが決まりました。
それを機に西武沿線に在住の手塚治虫さんにマスコットキャラクターのデザインを依頼して、承諾したことでライオンズのマスコットキャラクターを手塚治虫さんが手がけることができました。
手塚さん自身の漫画「ジャングル大帝」の主人公をモチーフにし、ライオンズのマスコットとして活躍することになりました。
西武が福岡から埼玉へ移転した際の思わない幸運に出会えたと言って過言ではないでしょう。
レオとライナが見られる場所
ライオンズファンやこの話を聞いて一度は生のレオとライナをみたい!
バク転しているところをみたいと思うかたは少ないはずです。
そこでどこでレオとライナを見られるか教えします。
結論、以下の場所でレオとライナを見ることができます。
- ライオンズの試合が開催される球場
- ペルーナドーム
- その他イベント会場
レオは他球団主催のビジターの試合にも帯同して応援に駆けつけています。
オフシーズンになるとみる機会がかなり減ってしまいます。
しかし、また野球のシーズンが始まると毎日のようにペルーナドームやビジター球場でパフォーマンスを披露しています。
試合前には球場の外でレオとライナのライブも行われています。
こちらは現地で抽選した方のみしか参加することができないので西武ファンでペルーナドームに観戦に行かされた際は試合前にライブを楽しんでみてください。
オフシーズンでも地域のイベントや選手と帯同して訪問活動を行っていることもあります。レオとライナと同行について知りたい方はこちらのイベント情報をチェックしてみてください。
マスコット活動のウラ側
最後に野球球団のマスコットキャラクターの活動のウラ側について話します。
単刀直入にいうとマスコット活動は激務です。
可愛い着ぐるみを着ているから想像するのは難しいですがプロ野球選手と同じくらいすごい仕事をしています。
マスコットキャラクターの役割は以下の通り
- 試合でグランドパフォーマンス
- 場外イベントでチーム、選手の魅力を宣伝
- 観客にエンターテインメントを提供
もちろん主役はグランドでプレーする選手たちですが、マスコットの活動は試合で自慢のパフォーマンスを披露して観客を楽しませることです。そして、選手たちと交流することで、選手らを宣伝する宣伝隊長でもあります。
いわば、日々縁の下の力持ちながら大役をこなしています。
そんなマスコット活動が激務の理由は以下の通り
・シーズン中は週休1日
・6日連続でグランドでバク転やアクロバットを披露
・外野からベンチまで走る
・チアガールと応援ダンスも踊る(振り付けも覚える)
・試合中はほぼ着ぐるみを着てスタンバイ
あのゆるキャラのような見た目から到底想像できない活動量だと思いませんか?
当然、試合の主役はプレーする選手たちです。
マスコットキャラクターにスポットが当たることは悪目立ちをしない限りありません。
2023年シーズンの8月に中日のドアラが体調不良で1週間休養したとのニュースが入りました。
野球ファンの方もマスコットの激務を知るきっかけになった知らせでした。
出典:Yahoo!ニュース
上記のニュース記事の内容で活動のウラ側を簡単にまとめると以下の通り
- マスコットには高度な身体能力が求められる
- 日給は2万から5万ほど
- 契約を結んでいると月収50万もの報酬がある
- ホームランが出たらパフォーマンスがあるため試合中は脱がずに常に裏でスタンバイしている
着ぐるみを着た中身の人はプロのエンターテイナーとしてファンを楽しませるために体を張ってパフォーマンスを披露しています。
噂では引退した選手がそのまま球団職員となりマスコットとして再びグランドに立っているだとか!
こちらの記事も大変人気です。
プロ野球マスコットのキャラクター一覧と紹介をしている記事があります。
こちらの記事もあわせてご覧ください。
まとめ
西武ライオンズのマスコット、レオとライナについてご紹介しました。
今回の内容をまとめると
- ライオンズのマスコットのデザインを手掛けたのは手塚治虫
- レオはスタイリッシュでカッコいい
- 特技はアクロバットでギネス記録保持者
- 妹のライナは女の子マスコットで唯一アクロバットを披露
- 本拠地を福岡から埼玉へ異動した際に西武沿線に在住の手塚治虫に申し込んだ
- マスコット活動は実は激務
レオとライナのことを知り、ぜひ一度はレオとライナに会いに行ってみてください!
生で見るマスコットのアクロバットは格別です!次は妹のライナもアクロバットでギネス記録に挑戦してほしいですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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