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【マスコット紹介】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る

プロ野球の試合の合間にパフォーマンスで試合を盛り上げたり、チームとファンとの架け橋になっているマスコットキャラクター。まさに球団の顔とも言える存在でもあります。12球団の中でも人気上位をキープしている阪神のマスコットキャラクター:トラッキー。

そんなトラッキーはなぜファンに人気なのか?について話していきます。

この記事を読んだ後は

・トラッキーを好きになる
・トラッキーの面白さに気づく
・マスコットのハードワークと役割を知ることができる

プロフィール

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
トラッキーのプロフィール

お待たせしました!コンテンツの本題でもあるトラッキーの誕生と経歴についてご紹介していきます。

誕生年1985年
背番号1985
生年月日1987年7月18日(命名日)
性格イタズラ好き/人懐っこい/不器用/頑張り屋
身長/体重190cm/?
視力2.0以上
好きなもの好き嫌いなし
趣味体を動かすこと/ダンス/バク転/モノマネ

抜群の視力と運動神経の持ち主です。アクロバティックなアクションが多いマスコットにはうってつけの能力を兼ね備えています。まさに天職なんではないでしょうか。マスコットの中でもダイナミックな動きで観客を楽しませている。

特徴は以下の通り

  • 190センチとスタイル抜群
  • 可愛い顔して意外とでかい
  • 帽子は着脱可能
  • アクロバットもできる
  • 関西人なので笑いを取りにいくスタイル
  • 弟とガールフレンドがいる

誕生秘話と家族構成

トラッキーの誕生は1985年ですが、命名日は2年後の1987年。

その名前はタイガースの「トラ」「ラッキー」の語呂合わせから成り立っています。トラッキーの他にもガールフレンドのラッキーとキー太がいます。

ラッキーのプロフィールは以下の通り

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
ラッキーのプロフィール
誕生年1994年
背番号なし
身長/体重165cm/(女の子に聞けない)
視力2.0以上
特技ダンス
チャームポイントみんなのまとめ役に徹すること
趣味スポーツ観戦
好きな食べ物好き嫌いなし

トラッキーと同じ部分が多いですね。やはり類は友を呼ぶってことですね。

キー太のプロフィールは以下の通り

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
キー太のプロフィール
誕生年2011年
背番号なし
身長/体重日々成長中/日々成長中
視力多分いいはず
特技芸なし
チャームポイントいつも笑顔
趣味ぼ〜っと時間を過ごす
好きな食べ物好き嫌いなし

成長盛りのキー太はこれからも伸びしろがありそうですね。いずれは兄・トラッキーのポジションを奪ってたりして・・・。

トラッキーの1日のスケジュール

今からはトラッキーの活躍についてお話ししていきます。マスコットによっては体を張って走って踊って跳ぶキャラクターもいれば、ギャグに走り個性的なキャクターを演出することもあります。

トラッキーはゴリゴリの体を張るタイプです。プロフィールにあったように趣味がダンス、バク転なのでトラッキーはみんなの前で披露したいことでしょう。

試合開始前

試合前からトラッキーはダンスを披露します。

甲子園球場の場外に甲子園駅前広場があり、一塁側のゲートに進むとミズノスクエアステージというイベント広場があります。そこでTigersGirlsと一緒にダンスを披露し、試合前からお客さんを盛り上げます。

以前まではダンス披露後に記念撮影も行っておりましたが、現在は休止しています。

試合中

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
試合中のマスコットの活動について

試合中は選手のスタンティングメンバーが発表すると同時に選手をグランドに送り届けます。ファンの皆様と一緒に選手を応援、得意のバク転も披露していきます!

最近のエンタメはヤクルトとの試合でつば九郎のパフォーマンスの代名詞「くるりんぱ」をトラッキーが行ったこと!見事に失敗してしまいましたが。。。

ラッキーセブンこと、7回の裏にはチーム曲が流れながらTigersGirlsとダンスを披露し選手たちにエールを送ります。

試合終了後

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
試合後の活動について

試合に勝つと勝利した時のパフォーマンスを披露します。ファンと選手、試合の勝った喜びを全員で分かち合います。もちろん、ヒーローインタビューにも隣で盛り上げ活躍した選手を盛り上げます。

試合の始まる前から終わるまで常に表舞台に立ってお客さんにパフォーマンスを披露するトラッキー。プロ野球選手に匹敵にする体力です!

トラッキー人気の理由

球団マスコットは個性豊かでどのマスコットにも人気があります。人気ランキング上位のトラッキーの人気の理由を私の独断と偏見ですが解説していきます。
 

表舞台で躍動する

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
トラッキーのバク転

私はトラッキーほど表舞台に立って華麗なパフォーマンスをしているマスコットは見たことがないです。球場でも、場外でもお客さんを満足させるだけのパフォーマンスを毎試合していると思います。

バク転があれだけできるのは、一種の才能です。恰幅の良い体型をしたつば九郎とは全く違いますね。笑

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
つば九郎とトラッキーのツーショット

私がすごいなと思うのは、もちろん試合中のパフォーマンスはどの球団もやっていることですが、シーズンオフには地域貢献活動を盛んに行っているところです。

野球だけではなく、地域や野球振興の活動にも赴き活動している姿に人気が集まっているのではないでしょうか。

バク転動画はこちら

社会貢献活動

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
トラッキー社会貢献活動

ここは、トラッキーだけではなく、阪神の選手らが実際に現場に足を運んで活動することのほうが多いですが、球団全体で野球以外でも社会に貢献しているのは球団の強い、弱いに関係なく良い印象を与えます。
仮に弱いチームだったとしても「このチームに勝ってもらいたい!」とファンが生まれてくるでしょう。

野球選手が野球だけでなく社会の場でも活躍していくことは子供達にも大きな希望を持つことになるでしょう。
野球以外でユニホームを着て活動することでプロ野球選手としての自覚の芽生えにもつながるでしょう。
野球界はスキャンダル、未成年の飲酒・喫煙など悪い印象も持たれる方も多いでしょう。そんな酷評を覆すためにも言葉ではなく誠意ある行動ファンを魅了していくべきですね。

親近感のある見た目

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
親しみの持ちやすい見た目

僕の地元は福岡で小さい頃は年に1回程度当時はヤフードームに足を運んで試合観戦していました。
そんな時、なぜか目の前にいたハリーホークにビビって泣きじゃくって走りながら外へ逃げたことがあります。笑

話はずれましたが、12のマスコットがいる中でかなり個性的です。

  • 人間の体型をしているマスコット
  • 恰幅の良いマスコット
  • 動物に近いマスコット
  • アメリカン風なマスコット

などどれも個性的です。そんな中でもトラッキーは見た目は可愛らしく、「虎」というよりも「猫」に近いと私は感じています。それだけ可愛らしく、自分が小さい子供でもトラッキーは怖がらないでしょう。笑

球団マスコットの役割

結論から先に述べると以下の3つです。

  • 試合中のインターバルに行われるパフォーマンス
  • 場外イベントでチーム、選手の魅力を宣伝
  • 観客にエンターテインメントを提供する

トラッキーは球団にも地域も欠かせない存在です。ただ着ぐるみを着てグランドに立っているわけではありません。毎試合出場するのには、それだけ球団から大きな役割を担っているからです。1つずつ解説していきます。

試合中のインターバルに行われるパフォーマンス

球場に足を運んでくださったお客さんにバク転などアクロバティックなパフォーマンスで球場を盛り上げるのが表向きの1番の仕事でしょう。


 着ぐるみの中の人は元プロ野球選手で、そのまま球団職員として働いている人なんて噂もあります!それだけマスコットは試合中、走って、跳んでグランドで躍動しています。私個人の見解ですが、選手よりも試合中の運動消費量は大きいかなと思います。

ある体操選手曰く

「着ぐるみを着てバク転できるのはすごい!できて当たり前のように思われるバク転も着ぐるみをきて視野が狭い状態でできるのは、並大抵のことではないでしょう。」とのこと。

場外イベントでチーム、選手の魅力を宣伝

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
場内外で選手の魅力を宣伝する

試合中のイベントではもちろん活動していますが、そのほか、試合以外での活動もたくさん行っています。トラッキーの公式サイトには「地域貢献活動」という見出しがあり、トラッキーの球場外での活動について知ることができます。

 地域貢献活動と大枠がありますが、大きく分けて「社会貢献」「野球振興」「ファンとの触れ合い」とあります。マスコットだけではなく選手も積極的に活動に参加しています。活動期間はメインでシーズンオフの11月〜3月で行われています。

選手と触れ合うことで試合中は真剣な表情をしている選手の笑顔が見れたり、マスコットをいじる姿を見て

「こんな一面もあるんだ!?」

とギャップにもなり、益々選手のファンになることでしょう。そういった選手を宣伝する広告塔でもあるのです。

お客さんにをエンターテインメントを提供

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
観客へエンターテインメントを提供

先ほどの試合のインターバルのパフォーマンスにつながる部分はありますが、お客さんにエンターテインメントを提供することが何より人気に繋がります。観客に向かって試合の間、ずっと手を振り続けるのはアイドルと同じです。

 選手、マスコットにとっては1年の140試合の中のたったの1試合かもしれない1日。足を運んで下さったお客さんにとっては1年に1回のイベントかもしれない。数ヶ月から、予約して楽しみにしていた1日なのです。そんなお客さんが満足して帰れるように最大限のパフォーマンスとエンターテインメントを提供することがマスコットには求められています。

活動の裏側

最後にトラッキーはじめ、マスコットキャラクターの活動の裏側について迫りたいと思います。ゆるキャラのようなマスコットキャラクターはお客さんの前では、手がおかしくなるくらい手を振ったりして振る舞っていますが、実はアイドル並みの活動をしており以外にも激務です。

そんな激務を感じさせないマスコットたちは本当にエンターテイナーだと思います。

激務な理由は以下の通り

・1週間のうち、6試合行われている
・シーズン中は週休1日
・6日連続でグランドでバク転やアクロバティックを披露
・外野からベンチまで走る
・チアガールと応援ダンスも踊る(振り付けも覚える)
・試合中はほぼ着ぐるみを着てスタンバイ

あの可愛らしい見た目からは到底思えない活動量だと思いませんか?当然、試合の主役はあくまでプレーしている選手たちなのでマスコットキャラクターにスポットが当たることは殆どありません。

 球団の縁の下の力持ちです。披露するパフォーマンスはぶっつけ本番ではできないので裏ではものすごい練習をしてグランドに立っていると思います。

8月にはドアラが1週間休養したとのニュースが入り、そこで野球ファンの方もマスコットの激務を知るきっかけになったのではと思います。

【マスコット/トラッキー】トラッキーの誕生と活躍の裏側に迫る
マスコットの活動の裏側

ニュース記事の内容で活動の裏側について簡単にまとめると以下の通り

  • マスコットには、高度な身体能力が求められている
  • 日給は5万から2万円ほど
  • 契約を結んでいると月50万もの報酬を受け取っている
  • ホームランが出たらパフォーマンスがあるため試合中は脱がずに常にスタンバイしている

誰もが一度は行ってみたいディズニーランドの着ぐるみは

「観客の夢を壊さないために、着ぐるみの中に人がいると思わせてはいけない」

という流儀があるほどです。
そのくらいプロフェッショナルでお客さんの前に立って披露しているのです。

マスコットキャラクターの概要はこちらから

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の内容を簡単にまとめると

  • トラッキー(ラッキー、キー太)は球団の顔でありファンとの架け橋になっている
  • ダンス、バク転ができ、ファンを魅了させる
  • 野球のイベントだけではなく社会貢献活動にも積極的
  • 活動は実は激務

ある種、プロ野球選手のような一流の人にしか年中着ぐるみを着て観客の前でパフォーマンスをしてファンを喜ばせることはできないと思います。体には気をつけてもらい、今後のマスコットのパフォーマンスにも注目です。

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