何かに挑戦してうまくいかない。何をやればいいのかわからなくなって、やる気が無くなってしまう。
そんな経験ありますよね。
そんな時には誰かの短い言葉があなたの支えになります。
今回はダイアのA結城哲也の名言をご紹介します。
キャプテン結城の言葉とバッター結城の言葉、それぞれ5つの名言をご紹介します。
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キャプテン結城哲也の名言5選
このまま終わらせやしない
もう一度必ずもう一度お前をマウンドに立たせてやるからな
ツムツムコメント
この言葉は稲城実業との決勝戦、エース丹波がアクシデントもあり、本調子でマウンドに立てず悔いの残る形でマウンドを後にしようとした際にかけた言葉です。
この言葉は同じ月日を過ごした3年生全員の気持ちを代弁した言葉です。
入学したてのころは身長は高いが、声が小さく、もじもじした選手でした。
片岡監督の厳しい指導に涙を流しながらもエースまで成長した選手です。
成長過程をみんなが知っているから「あいつのために」と思える。
苦しい時ほど顔に出すなよ。 キャプテンが迷うとチームが揺らぐぞ。 お前がチームの道しるべになれ
ツムツムコメント
夏の決勝戦で稲城実業高校に敗れ引退した3年生が秋の大会前に1.2年生と紅白戦をしたとき、1塁にいた新キャプテン・御幸にかけた言葉です。
全てのキャプテンに言えることです。
同級生であっても、キャプテンがチームで1番上手くなくてもチームはキャプテンがチームを鼓舞しやる気にさせ、強くできるかを握っています。
練習中、円陣を組み話すとき、キャプテンの表情、言葉、身振り手振りでチームの士気はどれだけでも高めることができます。
逆も同じでキャプテンがその日、私情で何かあって不安になる、苦しい状況で苦しくなって顔に出るとチームも同じように不安になり、苦しくなります。
チームの看板背負っている選手はいつだってチームは君らの顔を見ている。
表情は言葉以上に伝えてしまうことだってある。
おめでとう、原田。テッペン取ってこいよ
ツムツムコメント
この言葉は決勝戦、稲城実業にサヨナラ負けで試合が終わり、相手チームに礼をする際、稲城実業のキャプテン原田にかけた言葉です。
このシーンはキャプテン・結城の器の大きさがわかる一言です。
3年間、甲子園に行くことだけを考えてプレーしてきて夢破れた時に負けた相手に対して「おめでとう」を言えるでしょうか?
このシーンで学ぶことはグットルーザーであれということです。
グットルーザーとは敗北しても戦った相手に敬意を払う敗者のことを言います。
それは決して簡単なことではありません。
私は試合に負けて相手に「おめでとう」と言ったことは一度もありません。
戦う以上、結果は勝つか負けるかどちらかしかありません。
悔しい結果になったからといって、戦った相手に失礼な態度をするのはスポーツマン失格です。
結城のような負けても戦った相手に敬意と称賛ができるグットルーザーであれ。
今日は負けたかもしれないが、その姿に「次は勝ってほしい!」と応援する人が必現れる。
俺たちにできることはただ一つ
選ばれなかったあいつらの分まで強くなることだ
ツムツムコメント
夏のメンバー発表で1年の沢村と小湊春一が選ばれ、師匠だった滝川クリスはベンチ入りを果たすことができませんでした。
引退した3年生が残り、監督が挨拶しているのを覗き見している沢村に行ったことです。
自分がだけ選ばれて、選ばれてほしい人は選ばれなかったら後ろ目たい気持ちが芽生えてくるのは当然です。
そこで、辞退するのは失礼なことだ。
なぜなら、お互い、正々堂々と頑張り、正当な評価を受けた結果なのだから。
あいつには次がない。でも自分には次がある。
君ができることはたった一つ、選ばれなかった人が君のプレーを見て「あいつが選ばれてよかった」と思うくらい、強くなることだ。
練習は嘘をつかない。
俺は今でもこの言葉を信じているし、このチームで戦えたことに後悔は無い。
それでも勝負の世界、戦う相手がいる以上、勝つか負けるか、結果は二つしか無いんだ。
負けるなよ、お前たちは
ツムツムコメント
秋の大会の予選前、引退した3年生らと紅白戦で終わった時に1、2年生らにかけた言葉です。
勝負の世界の厳しい現実を突きつけると同時に、エールを贈るキャプテンらしい言葉です。
負けるなよ、お前たちは、
この言葉のうらには
「俺たちが負けて悔しい結果で終わってしまったが、お前たちは悔しい思いをするなよ。俺たちのぶんまで勝ってくれ」
という期待を含んだ言葉です。
相手がいる以上、そして勝つためにグランドに立つ以上、同時に負けることも覚悟しないといけません。
勝負の世界の厳しさとそれを踏まえたエールを贈る、結城らしい最後の言葉です。
打者・結城哲也の名言5選
誰よりも上手くなりたい
その強い想いは周りにも少しずつ伝染していく
互いに刺激し合える仲間の存在
積み重ねてきた日々のスイング
練習は嘘をつかない
ツムツムコメント
結城キャプテンはあまりキャプテン向きでそのキャラクターに成り切ろうとしていません。
常に自分の理想のバッティングを追い求め、毎日淡々と素振りを人知れずやっていました。
それを見かねた同級生に結城の熱が伝染していきます。
練習試合でホームランを放ち、同級生らは自分ごとのようにベンチの外から大喜び。
背中で引っ張るキャプテンの理想像です!
本当のキャプテンは結城のように周りもその気にさせいい影響を与えてくれる選手のことです。
市大であれ薬師であれ、俺たちの前に立ちふさがれば、倒すべき敵だ。
答えはグランドの上で出してやればいい。
ツムツムコメント
この言葉は市大と薬師が対戦し、サヨナラ勝ちで薬師が勝利したあと、薬師高校の轟親子が青道との対戦には眼中なく稲城実業との対戦を待ち望んでいるところを1年生が聞いたのを1軍メンバーに伝えた時の言葉です。
スポーツをしている選手は言葉ではなく、プレーで示すことが求められます。
いくら、「今年は全国に行ける!」とか「次の対戦相手は楽勝!」と言って自信があっても結果が全てです。
相手がどれだけ自分らのことをバカにしててもいい。
グランドで思う存分示したらいいのだから。
後悔はしてない。
この高校に来たから俺はここまで成長できたんだからな
ツムツムコメント
夏の甲子園予選敗退した結城哲也に弟の将司が残念だったなと声をかけた時に返した言葉です。
結城のような優秀な選手は複数の高校からオファーをいただくことは珍しくありません。
結果だけ見ると周りは「甲子園行きを決めた高校に行けばよかったのでは?」と
言うでしょう。
しかし、結果が出なかったとはいえ、そこで積み重ねてきたことは決して無駄ではありません。
熾烈なレギュラー争い、上手くなろうと時間があればバットを振る、体力作りなど青道高校で過ごした日々は、一生の財産です。
自分が下した選択に後悔したくないのなら、その環境で「ここに来てよかった」と思えるように努力するしかない。
学校で300、家で200本素振りをしている。
この学校に来ると決めた時からのノルマ。
これが続かないようじゃ、ここでは生き残れない。
ツムツムコメント
結城らが1年生の頃、グランド裏で素振りをしに来た伊佐敷純に毎日どれだけ素振りをしているのかと聞かれた時に答えた言葉です。
ここのシーンで伝えたいことは上を目指すアスリートの当たり前のレベルが高いということです。
青道高校は言わずと知れた東京の強豪校で、練習もハードです。
練習で満足してもおかしくないレベルです。
練習の後にまた自主練習をするのは、怪我のリスクもあり、普通の人だったら、その日の状態をみて練習するかしないかを決めます。
結城のようなレギュラーを狙っている人、甲子園を目指している人、プロを目指している人は自分に課した当たり前のレベルがもの凄く高いです。
本人はこれくらい当たり前でそれができないと目標には到達できないと考えています。
自分の掲げた目標に対して行動は伴っているのか、君の当たり前は目指しているレベルで当たり前か考えて見てほしい。
もし、低いのであれば、ノルマを増やしていくべきだ。
何を打ったか覚えていない。
気がついたら二塁にいたよ。
ツムツムコメント
稲城実業との決勝戦、8回2アウト満塁でエース成宮のウイニングショット・チェンジアップを右中間に放ち、走者一掃となるタイムリーツーベースヒットを打った後、ベンチに帰ってきた時に言った言葉です。
結城哲也という選手の凄さは「集中力」にあります。
練習では構えて目を瞑ったままずっとそのままにしていながら、1スイングだけ振ったり、強豪の監督らからも一目置かれています。
ここで打って欲しい、流れを変える一本が出て欲しい、
そんな極限の状態で周りの期待に応えながらプレーするのは並大抵のことではありません。
そんな結城がどんな場面でも自分のスイングを貫くことができるのは、集中力にほかなりません。
いつの間にかそこに立っていた、そのくらい目の前に集中することでいつも通りのプレーができる。
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まとめ
結城哲也の名言10選いかがだったでしょうか?
結城は言葉、プレーで強豪青道高校のキャプテンをつとめながら、4番を打ち、チームの期待に応えるバッターでもあります。
ご紹介した名言をおさらいすると
- このまま終わらせやしない
もう一度必ずもう一度お前をマウンドに立たせてやるからな - 苦しい時ほど顔に出すなよ。
キャプテンが迷うとチームが揺らぐぞ。
お前がチームの道しるべになれ - おめでとう、原田。テッペン取ってこいよ
- 俺たちにできることはただ一つ
選ばれなかったあいつらの分まで強くなることだ - 練習は嘘をつかない。
俺は今でもこの言葉を信じているし、このチームで戦えたことに後悔は無い。
それでも勝負の世界、戦う相手がいる以上、勝つか負けるか、結果は二つしか無いんだ。
負けるなよ、お前たちは - 誰よりも上手くなりたいその強い想いは周りにも少しずつ伝染していく。
互いに刺激し合える仲間の存在積み重ねてきた日々のスイング練習は嘘をつかない - 市大であれ薬師であれ、俺たちの前に立ちふさがれば、倒すべき敵だ。
答えはグランドの上で出してやればいい。 - 後悔はしてない。
この高校に来たから俺はここまで成長できたんだからな - 学校で300、家で200本素振りをしている。
この学校に来ると決めた時からのノルマ。
これが続かないようじゃ、ここでは生き残れない。 - 何を打ったか覚えていない。
気がついたら二塁にいたよ。
今回ご紹介したことばから元気づけられたり、いい影響を受けてくれたら嬉しいです。
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