この記事では今や誰もが知る野球界の世界的スター大谷翔平選手。日本人は知らない人がいないレベルの野球選手でしょう。そんな彼の経歴から今後の展望までをご紹介していこうと思います。
プロフィール
プロフィールと兄弟関係は以下の通り
- 1994年7月5日生まれ
- 岩手県奥州市出身
- 三兄弟の末っ子
- 7歳上の兄龍太さん現：トヨタ自動車野球部
- 2歳上の姉結香さん
名前の由来は地元ゆかりのある源義経の八艘飛びのイメージから”翔”と平泉の”平”が由来です。父・徹さんが名付けられました。母・加代子さんが元バドミントンの選手もあったことから、幼少期からバドミントン、水泳を始めた後に野球を始めました。
野球経歴
小学校時代〜水沢リトルリーグ〜
大谷選手は小学3年生の時、水沢リトルリーグで野球を始めます。5年生時には球速110キロをマークしています。一般的に高学年で100キロ投げたら速い方なので、どれだけ速いかが物語っていますね。
リトルリーグ時代、6イニング制で当時の大谷選手は、１試合17奪三振を記録しています。18個アウトのうち1つのアウト以外、三振でアウトを取っているということです。さらに、6年生時には球速120キロをマークしています。
小学生の時点で身長は167センチと中学生にも劣らない身体になっていたんです。小学生の1年で身体が大きくなっていも、1年で球速が10キロ上がるのは全国的にみてもそういないと思います。小学時代から全国大会を経験しています。
中学時代〜一関リトルシニア〜
中学校は父がコーチを務める一関リトルシニアでプレーをします。中学生の頃から、バッティングで「引きつけながらホームランを打つ」意識で取り組んでいたそうです。
この意識は今のバッティングスタイルにも繋がる部分はあり、今のフォームにも影響しているように見受けられます。中学時代にも大谷選手らしいエピソードがあります。
バッティング練習で柵越えを連発し、なんと信号機に直撃し、破壊したそうです！また、投手としても球速は130キロをマークあまりの速さにキャッチャーがまともに取れなかったのです。当時の身長は180センチあり、高校球児にも劣らない選手になっていました。
高校時代〜花巻東高校〜
高校は地元の強豪校、花巻東高校に入学します。
1年生の時点で球速は147キロをマークし、1年秋には背番号１をつけてプレーします。2年夏に甲子園を経験。2年春には通算本塁打は25本、球速も150キロをマーク。3年春にも甲子園に出場するも大阪桐蔭に大敗。
夏の県予選で160キロを更新するも試合には敗れ引退。高校通算本塁打は56本。進路は一般的に進学かプロに行くかが選択肢にありますが、大谷選手はMLB志望で大きく話題になります。日本ハムファイターズが単独指名、最初は前向きではなかったものの球団側のラブコールの末、入団入りを決めます。
NPB時代-MLB〜日本ハムファイターズ-ロサンジェルス・エンジェルス〜
NPB時代の成績は2年目で史上初となる2桁勝利、2桁本塁打をあげます。
3年連続で2桁勝利を収め、4年目には優勝を経験。MVPを獲得。
5年目には最多勝利、最優秀防御率、最優秀勝利。
5年目のシーズンオフに現所属チーム：ロサンジェルス・エンジェルスに移籍を決める。
メジャー１年目から新人王を獲得。２年目は怪我で野手に専念も成績は低迷。4年目は返り咲きシーズン46本の本塁打を放ち、投手としても９勝をマークするとア・リーグMVPに輝く。
翌年22年には109年年ぶり、ベーブ・ルース以来となる2桁勝利、2桁本塁打を達成する。今年はWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で日本代表としてチームを優勝に導く。
大谷選手の特徴
大谷選手を一言でいううならば、『走攻守全てにおいて完成度の高い選手』と言えます。
1つずつ解説していきます。まずは走塁です。投打で活躍している分あまり目立っていませんが盗塁もよく決めています。50m走は6秒4と決してプロ野球界では速くはありませんが一塁到達は4.08秒となんとメジャーでは４位の記録です。これはあのイチロー選手よりも速いのです。
盗塁にはリード・スタート・スライディングと大きく３つ要素があります。警戒されてもスタートを切れる能力、投手の癖、データを分析しているというのが盗塁数に証拠として出ています。
次は打撃です。小学時代から意識している『引きつけながらホームランを打つ』が体現できています。フォームはノーステップという足をあげタイミングを取るのではなく、足をあげずスタンスを変えずにスイングするスタイルです。
これは、メジャーリーグの動く球に対応し打撃フォームを改造しています。スイング軌道もレベルスイングと呼ばれる理想の軌道に近い軌道でスイングしているため、確実性は年々上がっており飛距離もでています。
最後は投手です。球速は最速164キロ、平均球速は156キロメジャーでも速い球速です。球種は豊富でどの球種も完成度が高く、好不調の波がとても小さいです。ピッチングスタイル、投球のバリエーションが豊富です。
仮にストレートが走らない、コントロールが定まらない時にはスライダーでカウントを取る。ストレートで空振り、三振をとる。芯を外すカットボールなどのストレート系で打たせて取るピッチングができるため、打者は的を絞り辛いと思います。このようにどの分野をとっても世界トップレベルの選手です。
現在の成績
6/6時点の成績は以下の通りです。
- 打率2.74
- 盗塁7
- 本塁打15
12試合登板5勝2敗96奪三振
シーズンスタートから幸先の良い結果を出せています。長いシーズンですが今シーズンも昨年の成績を上回る成績を出す可能性は十分考えられます。今後に期待です！
注目の話題
直近の話題では4月は同級生である藤浪投手との対戦です。5月は日本代表でチームメイトだったラーズ・ヌートバー選手との対戦です。
藤浪投手とは、高校3年時の甲子園で対戦から対戦経験があり、藤浪投手の所属するアスレティックスとエンジェルスは同じリーグなので今シーズン多くの対戦が期待されます。
ヌートバー選手との対戦も大谷選手はかなり気合の入ったピッチングでヒットを打たせませんでした。まだまだ日本人選手対決が今シーズンも注目です。
二刀流の活躍・オールスター
今シーズンも大谷選手の活躍には目が離せないです！投打で活躍し、チームを牽引しています。チームを大谷選手に鼓舞されるように大谷投手を援護しており、未だ負けなしを展開しております。
打者としても打って塁上を走り回ることでしょう。今シーズンもオールスターには参戦が予想されます。全米からの注目からも目が離せないです。
今後の展望
今シーズンは昨シーズンの成績を超えることは十分に期待されます。また、チームとしてどこまで勝ち進めることができるのか今後の試合に注目です。大谷選手の在籍しているエンジェルスの地区は強豪ひしめく激戦区ですので、長いシーズンどこまで順位を上げられるか鍵になります。
これだけの活躍注目を浴びているので、シーズンオフには移籍をするかしないかで大きく話題になることは間違いないです。
日本復帰は考えられるのか
私自身の見解では当分は考えられないと思います。ですが、可能性は十分に考えれます。現にイチロー選手以外の殆どの選手がNPB復帰後で現役続行、引退をしております。
大谷選手の性格上、野球が大好きで野球を長く続けたいと考えると思うので復帰も期待してもいいでしょう。今はアメリカでの活躍に期待しましょう！
まとめ
今回の内容を簡単にまとめると
- 大谷選手は岩手県で生まれで3人兄妹の末っ子
- 小学生から規格外のエピソードがあった
- 走攻守ともに世界トップレベルの選手
- シーズンオフには移籍するしないで注目が集まる予想
- 長い目で見ると日本野球復帰も十分に考えられる
間違いなく大谷選手は誰も成し得たことのない記録を次々と残し想像もしない景色を私たちに見せてくれることでしょう。イチロー選手に並ぶスター選手、今後も一投一打に目が離せません。
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