スポーツ選手の言葉には名言が多いですよね。
好きな選手の言葉が心に響き、日々の座右の銘にしている人も多いはずです。
私自身もプロ野球選手の言葉で野球をしていた頃はモチベーションを保っていたこともあります。
イチローさんの数多くの言葉の中にも心に染みる名言がたくさんあります。
今回はイチローの22の名言を紹介します。
野球に限らず、どんな分野でも応用できるマインドが込められています。
それでは早速ご紹介していきます!
この記事を書いた人
・野球歴10年
・野球の名言に関する記事10記事以上作成
・野球メディア運営歴2年目
イチローの短い名言
妥協をたくさんしてきたし、自分に負けたこともたくさんあります。
ただ、野球に関しては、それがない。
ツムツムコメント
この言葉からのメッセージは「タスクフォーカスをせよ!」ということです。
イチローでさえ、野球以外の面で妥協をしてきたのです。
例えば、学校のテスト勉強、私生活など直接野球に関わることがないことに関しては妥協をせざる得ないと考えます。
なぜなら、野球に全振りしたいのに、あれもこれもとやるのは結局何も成し遂げることはできないことと同じです。
何かを得たいなら、何かを捨てる、やめる覚悟が必要です。
誰にも、未知の可能性があるはずなんですから、子どもが僕のマネをしたっていいと思います。
ツムツムコメント
この言葉からのメッセージは「大人が子どもの可能性を決めつけるな!」です。
イチローがデビューしたてのころ、プロ野球界では代名詞である「振り子打法」は通用しないと謳われていました。
なぜなら、バッティングにおいて、体ごと前に移動しながら打つと速い球に対応できないと考えられていたからです。
そんな打ち方をする子どもたちには「イチローの真似をしてもお前は打てない」と指導されていました。
現役プロ野球選手がマネするなら賛成できますが、少年野球児です。
可能性しかない子どもたちの可能性を奪ってはいけないと、イチローは伝えたかったのだと思います。
イチローの努力についての名言
もがいてももがいても、ダメなときってあると思うんですが、
でも、そんなときこそ自分に重荷を課さなければいけない。
ツムツムコメント
真面目に練習しているのに結果が出ない。
結果が出ないからもっとやる。
それでも結果が出ない。
そういうことは誰にでもあります。
そんな時は、もっと自分に重荷を課す。
難しい目標を立てることで、越えそうで越えられない、目の前にある壁が小さいものに思える。
大きな目的のための練習が、小さな目的のための練習を兼ねることもあるのです。
小さな積み重ねることへのメッセージ
夢を掴むことというのは、一気にはできません。
小さなことをつみかさねることでいつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。
ツムツムコメント
イチローさんは「天才」ではありません。
なぜなら、一つ一つの積み重ねてきた努力をなくしてイチローさんを語ることはできないからです。
夢を達成する方法はただ一つ。
今、頑張れそうなことを確実に自分のものにしていくことです。
夢への一歩は、今日の地道な練習から!
びっくりするような好プレイが勝ちに結びつくことは少ないです。
確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチームは強いと思います。
野球ファンがプロ野球の試合で望んでいるのは豪快のホームランだったり、球場が湧くようなファインプレーでしょう。
イチローはそのような大きなプレーよりも次のようなプレーが勝利に結びつくと考えています。
- 投手はストライク先行で投げる
- 野手はエラーなく、ファーストにストライク送球を投げる
- バッターはファーストストライクをスイングする
- 振り逃げをしっかり1塁まで駆け抜ける
誰も気にしないようなプレーの一つ一つが勝利に結びつくと考えます。
小さな積み重ねがいつの間にか大きな差に変わる。
それを身をもって経験しているからこそ発言できる言葉です。
日本で積み上げてきた。
安打だけでなく、凡打の中にも僕の技術を磨いてくれたものがある。
ツムツムコメント
イチローさんはある記者会見で「もし早い段階でメジャーに行っていたらもっとヒットを打っていたんじゃないか」と聞かれ上のように答えました。
日本にいたからこそ今の自分があり、ヒットも、凡打も全てが糧になっている、と。
イチローは世界一のヒットメーカーであると同時に、世界でも1、2を争うほどに凡打を打った選手でもあります。
今までに立った打席は1万4000打席以上。
フォアボールや犠打などを差し引いても、8000回以上の凡打を放っていることになります。
イチローは凡打からも学びます。
3割のヒットだけではなく、残りの7割からも学べることはたくさんあります。
失敗を大事にしましょう。
WBCでチームメイトにかけた言葉
次は第二回、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の韓国との決勝戦前にチームメイトにかけた言葉を紹介します。
グランドに入った瞬間、アイツらを見て「すげえな」と思ったら勝てないよ。
別に力の差はないんだから見下していけ。
ツムツムコメント
この言葉からのメッセージは「戦う相手を見て、気持ちが動いてはダメだ」ということです。
私も全国大会出場チームと対戦する時や、プロ注目選手と対峙する際はどこか普段通りのプレーができない自分がいました。
ただ、イチローがいうように戦う相手は大したことはありません。
男性なら芸能人かと思うくらい綺麗な女性を目の前にしていつも通りの自分ではいられなくなった経験が一度はあるでしょう。
相手がどんな人であろうと関係ない。
そう思えないのなら、日々の努力不足です。
毎日積み重ねて、自信のある人間は相手に憧れもしないし、どんな相手と対峙しても平常心を保っていられます。
大谷翔平についての名言
イチロー選手現役最後の試合を終えてからの引退会見を行いました。現役で活躍する日本人メジャー選手に向けて、現在ドジャースで活躍されている大谷翔平選手に対して質問をされた時の返事を紹介します。
アメリカの選手にサイズ的にも全く劣らない。
あのサイズであの機敏な動きができる。
いないですからねえ。
いやもう世界一の選手にならないといけないですよ。
ツムツムコメント
この発言は2019年で2023年のWBCで大谷選手は世界一の選手となりました。
SNS界隈ではこの発言に「イチローは予言していた!」と一時期騒がれたいたこともあります。
イチロー選手は大谷選手に対して願望を言っているのではなく、それだけのポテンシャルがあるのだから世界一の選手になることをマストにしています。
これは期待値の大きさの現れでもあります。
イチロー選手が期待を寄せているように私たち野球ファンもこれからどんな世界を見せてくれるのか楽しみで明日の試合が楽しみにしています!
イチローの英語スピーチからの名言4選
ここからはイチロー選手がシアトル・マリナーズで球団殿堂入りを果たした際のスピーチの中から生まれた名言をご紹介します。
現役選手として引退しても、野球とシアトルが私の心から離れることは決してありませんせんでした。
Even though I retired as an active player, baseball and Seattle have never left my heart.
野球は永遠に私の魂であり、私の使命は、選手とファンの両方がこの特別なゲームを楽しみ続けられるように手助けをし続けることです。
Baseball will forever be my soul and my mission is to keep helping both players and fans appreciate this special game.
皆さんの将来も、皆さんが想像できないような可能性を秘めています。
なので自分に制限をかけず、ベストを尽くし、その可能性を大事にしてください。
You future has possibillties that you cannot imagine as well.
So embrace it by giving your best without imposing limits on yourself.
自分に制限をかけず、日々の困難を克服する意欲と情熱を見つけなければなりません。
それが皆さんの可能性を最大限に引き出す方法で、その後には、想像を絶するものを実現することができるのです。
Without imposing limits on yourself, you must find the desire and the passion to overcome those daily challenges.
That is a way to maximize your potential; then you can achieve the unimaginable.
ツムツムコメント
球団の殿堂入りをした際のスピーチからのメッセージは何かを成し遂げるには次の3つが必要です。
・24時間没頭できることに時間と労力を使うこと
・自分でストッパーをかけない
・情熱なしに偉業は成し遂げることはできない
あなたがもし、野球と出会い、24時間没頭できるくらい熱中しているのなら、周りがどんなことを言おうとやり続けてください。
周りが言ってきた言葉以上に自分の心の中でつぶやくネガティブな言葉は自分の可能性を狭めてしまいます。
大丈夫、燃えるような情熱があるならあなたはすでに成功者だ!
引退会見での名言10選
ここからはイチロー選手の引退会見から質問者に対しての返事から印象に残った10個の言葉をご紹介します。
イチロー選手は2019年3月21日に東京ドームで行われたメジャーリーグ開幕シリーズの第二戦後に現役引退を発表しました。
引退会見は試合後、夜中に行われ1時間20分を超える会見となりました。
オープン戦で引退することについて
後悔などあろうはずがありません。
ツムツムコメント
あなたに質問です。
今取り組んでいることがいつの日か自分の意思と関係なく、終わっても後悔はありませんか?
Noなら、今日できることを100%やり切って、充実感を得ることです。
イチロー選手は最低50歳まで現役を続けるということをプロになってから公言していました。
でも、それは叶うことなく引退をしました。
自分がやりたい!と思ってもできなくなった時に後悔を生むかどうかはその日を迎えるまでの過程にあります。
後悔を生まない生き方をするためには
結果を残すために自分なりに重ねてきたこと、人より頑張ったということはとても言えないですけどもそんなことは全くないですけども自分なりに頑張ってきたことははっきりと言えるので、
これを重ねてきて重ねることでしか後悔を生まないことはできなんではないかなと思います。
ツムツムコメント
イチロー選手は野球選手の中でもかなりストイックな選手に分類されます。
小学生の頃から毎日バッティングセンターに通って、勉強もやって野球選手になっています。
そんなイチロー選手でさえ、何かに向かって努力するときに一切、他人と比べて取り組んでいません。
ライバル心を持って頑張ること、諦めないことは大事ですが、それが目的になってはいけません。
ライバル心は自分なりの積み重ねのための手段に過ぎません。
他人ではなく、自分軸で積み重ねることでしか日々充実感を感じ、終わる時に後悔を生まない方法です。
アメリカのファンに対する想い
あるときまでは自分のためにプレーすることがチームのためにもなるし観てくれている人も喜んでくれるかな思っていたんですが、ニューヨークに行ってぐらいから、人に喜んでもらえることが1番の喜びに変わっていったんですね。
その点についてはファンの方々の存在なくしては自分のエネルギーは全く生まれないと言っても思っています。
ツムツムコメント
この言葉からのメッセージは「まずは自分のコップを満たせ」です。
コップから溢れた分だけ相手のために何かをしてあげることができるです。
スポーツをやっていた人なら「自分のためではなく、誰かのためにプレーしよう」とアドバイスされたことがあるでしょう。
しかし、実力もなく成績も出していない人がチームのためにやれることは貢献ではなく、自己犠牲です。
自分が満足するためにプレーして、満足を得られてからしかチームのためや誰かのためにプレーして力を生むことはできない。
これからの野球との付き合い方について
プロ野球でそれなりに苦しんだ人間でないと草野球を楽しむことはできないんじゃないかと思うので、これからはそんな野球をやってみたいなという思いですね。
ツムツムコメント
高校野球は楽しかったですか?
楽しかったと答えるなら、本当の高校野球を味わっていないです。
高校野球は夏の大会は華やかに見えますよね。
現実は毎日の練習や限られた時間、リソースで土日のわずかなチャンスをものにできるかできないか、結果を出せば天国、失敗したら次はない。
私立になれば特待生やプロから注目されるような選手と競い合いが余儀なくされます。
高校野球はそんな世界です。
何より我慢することが多いです。
高校野球を味わい、苦しんだ者にしか得られないことも多々ある。
ファンの想いに応えるプレッシャー
誰かの想いを背負うということはそれなりに重いことなのでそうやって1打席1打席立つこって簡単ではない。
だからすごく疲れました。
ツムツムコメント
他人の期待に応えることは軽々しいものではありません。
毎日毎日、球場に足を運び応援してくれるファンの声援に応えることはとてもつもないプレッシャーがかかります。
そんな緊張感のある状況を楽しむことはできても、楽ではありません。
期待に応えるという言葉の重みがわかる一言です。
プロ入りから最低50歳まで続けると公言したことについて
有限不実行の男になってしまったわけですけど、その表現をしてこなかったらここまでできなかったかもなという思います。
言葉にすること、難しいかもしれないけど言葉にして表現することっていうのは目標に近づく一つの方法ではないかなというふうに思っています。
ツムツムコメント
ソフトバンクを創業した孫正義が学生に向けて言ったアドバイスをここで紹介します。
自分の持った夢に自分の人生は概ね比例する。
自分の持った夢の8割かはたまた半分も満たないか。
自分の人生は自分の掲げた夢に大きく左右されるということです。
とんでもない夢を掲げて、理想と現実のギャップに苦しんで身動きが取れなくなるのはいけない。
ただ、今取り組んでいることは将来、どんな自分になりたくてやっているのかがあるかないかで夢への達成度は大きく変わる。
今の自分を超えるために必要なこと
人より頑張ることなんてとてもじゃないけどできないんですよね。
あくまでも秤は自分の中にある。
それで自分なりに秤を使いながら自分の限界を見ながらちょっと超えていくことの繰り返していく。
そうするといつの日かこんな自分になっているんだっていう状態になって、少しずつの積み重ねていく。
それでしか自分を超えていけないというふうに思うんですよね。
ツムツムコメント
イチロー選手は野球選手の中でもかなりストイックな選手に分類されます。
小学生の頃から毎日バッティングセンターに通って、勉強もやって野球選手になっています。
そんなイチロー選手でさえ、何かに向かって努力するときに一切、他人と比べて取り組んでいません。
敵は昨日の自分です。
自分に勝つことができれば、相手に勝つことはそう難しくないです。
イチロー流自分探しの方法
遠回りすることでしかなんか本当の自分に出会えないというかまあその気がしている
ツムツムコメント
今の時代は最短で成果を出すことが正義とされています。
ビジネス界隈では「〇〇を初めて3ヶ月でこれだけ稼げました!」というワードが目に入ります。
最短でできるためにコミュニティに属し、他人から学び、他人のリソースを使って今までの自分と変わろうとする。
確かに変われるかもしれないです。
私の見解は人に頼っている時点で気概がたりません。
ミスしてもいい。
自分で本を買ったり、動画をみて学んだことを実践の場をもうけて試行錯誤していくことで人の深みや本当の自分に出会えると私は信じています。
遠回りすることを恐れず自分の信念を貫こう。
イチロー流人生で挑戦する基準について
成功するからやってみたい、それが出来ないと思うから行かないという判断基準ではまあ、後悔を生むだろうなと思います。 やりたいならやってみればいい、できると思うから行って挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。
ツムツムコメント
SNSでインフルエンサーに対して次のような質問をよく目にすることがあります。
「〇〇は今後どうなると思いますか?」
「〇〇についてどう思いますか?」
「〇〇を始めようと思っていますがどう思いますか?」
これは単なる甘えでしかありません。
その人が肯定してから始めた、否定してからやっぱりやめたでは必ず後悔することになります。
得ることも少ないはずです。
大前提、何かを始めたいと思う人は誰かに相談する前にとっくに自分で行動に起こしていることを忘れずに。
引退会見最後の質問について
孤独を感じて苦しんだこと、多々ありました。
ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと今は思います。
まあ、辛いことやしんどいことから逃げたいと思うことは当たり前のことなんですけど、エネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていくことはすごく人として重要なことなんではないこというふうに思います。
ツムツムコメント
現代は形上、孤独になることが難しい時代だと思います。
オンラインサロンやコミュニティが無数に存在し、独りの時間が少ない気がします。
イチローが言うように誰かと何かをする時間よりもその前に孤独な時間でどれだけ自分を磨けているかが大事です。
孤独な時間を過ごしてきたからこそ誰かと協力して何かを成し遂げることができます。
苦しいかったり、結果が出ていないと誰かと群れてその寂しさを和らげようとするのが人間です。
孤独で寂しい時間がきっとあなたの将来の自分を助ける存在になります。
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まとめ
イチローの名言はいかがだったでしょうか。
今回紹介した言葉から何か一つでも印象に残ったり、モチベーションが上がったら嬉しいです。
イチローさんは、現役を引退しても高校野球への指導や企業との仕事をされて、毎日動き回っています。
ユーチューブなどでもイチローさんの動画はたくさんあります。イチローさんも今では日本を代表する一流の人間と称されています。
学生時代の頃は、周りからの理解されず父との二人三脚で毎日コツコツ練習を続けていました。
イチローさんがプロで活躍するために幼少期から頑張ってきたなら私たちもダラダラ過ごすことなく今この瞬間を一所懸命に過ごすことでなりたい自分になれると信じてやり続けましょう!
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